JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタン便り

胃袋で繋がる大家族と、謎のルームメイト


執筆:瀬底 真生(JICA海外協力隊2025年度3次隊/理学療法士)


Assalomu alaykum! (こんにちは!)ウズベキスタンに入国して約3週間が経過しました。こちらでの生活も少しずつリズムを掴んできました。 今日は、私のパワーの源であり、時に「嬉しい悲鳴」の種でもあるホームステイ先の日常についてお届けします。


1.世界共通?オパのおもてなし
私のステイ先は、おじいちゃんから孫までが揃うにぎやかな三世代の大家族。その中で絶対的な食の支配権(?)を握っているのが、一家の食事の主・オパ(年上の目上の女性の継承)です。
食卓に座ると、オパのOling,Oling!(どんどん食べなさい!)という号令とともに、次から次へとウズベキスタン料理が運ばれてきます。ウズベキスタン人はとにかく「食べさせること」が愛情表現。どんどん料理が私のお皿に盛られます。生まれ故郷の祖母が頭に浮かぶ瞬間でした。
(表紙の写真:OpaとAkaとその孫たち。ウズベキスタンは3世帯で住むのが多いとの事。)

2.受け継がれる日本語のバトン
面白いのが、家族が時折口にする日本語です。 ウズベキスタン人のおもてなしの精神なのか私に向かって「どうぞどうぞ」「いただきまーす」 など驚くほど流暢なその言葉を扱います。それも歴代の隊員たちがこの家で過ごしてきた証。先代たちがこの食卓で、同じように家族と笑い合いながら食事を囲んでいた姿が目に浮かびます。
今までの先輩隊員たちが築いてくれた信頼関係があるからこそ、私は初日から「家族の一員」として温かく迎え入れてもらえたのだと、おかわりのオシュ(ウズベキスタンの主食)を頬張りながら感謝する毎日です。

画像2.jpg

(ウズベキスタンの伝統料理のオシュ)

3.私の部屋の謎のルームメイト
そんな温かい家庭ですが、一つだけどうしても解けない謎があります。 案内された私の個室、ベッドのすぐ脇に鎮座しているのは……立派なランニングマシン。
「なぜ個室に?」という疑問はさておき、オパのおもてなしで蓄えられたエネルギーをここで消費しろ、という家族の無言の配慮(あるいは予言)なのかもしれません。残念ながらその配慮虚しく、洗濯物をかけたりしてしまっております。(泣)ただ家の周りは非常に治安が良く、ランニング等を行っても問題ありません。私も交通事故に注意しながら定期的にランニングを行っております。

画像3.jpg

(謎のルームメイトは物置に・・・)

【まとめ】 言葉の壁はあっても、「おいしい」と「お腹いっぱい」で通じ合えるのがホームステイの醍醐味。明日の朝も、オパの「食べなさい!」とランニングマシンの存在感に励まされながら、元気に一日を過ごします!

画像4.jpg

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ