JICA海外協力隊の世界日記

バヌアツ便り

観光隊員が紹介!バヌアツの魅力とおすすめ観光情報!    ~ヌナ島&ペレ島~(#2須藤佳澄/職種:観光)

Halo! 2025年度1次隊バヌアツ観光隊員の須藤佳澄です。今回は、バヌアツの首都ポートビラから日帰りで行けるヌナ(Nguna)島とペレ(Pele)島の魅力をご紹介します。

配属1週間目、観光事業者巡回のため2泊3日出張で、ヌナ島とペレ島へ行きました。首都ポートビラがある島の北部に位置するヌナ島とペレ島は、ポートビラ市内から車で約70分移動し、Emua Wharfからボートで約30分です。天候などその日の条件によって、乗船時間は変わるようです。

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ヌナ島に到着した際、思わず息をのむような海の青さに驚きました。ヌナ島は、エファテ島周辺の離島の中で、観光分野で発展している島の一つです。バンガローやゲストハウスもあります。スキューバダイビングやMt.Marou472m)ハイキングなどができます。私の同僚が「Mt.Marouのハイキングは、登っている時の疲れが吹き飛ぶくらい頂上から見える景色が圧巻!登る価値がある!」と力強く語っていました。

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ヌナ島では、宿泊事業者3軒と打ち合わせをしました。各事業者の予約状況や部屋数、過去往訪時からの情報のアップデート有無についてなどヒアリングしました。ちなみに、配属先での使用言語は英語ですが、出張時は現地語のビスラマ語を活用しました。ビスラマ語は90%英語、その他フランス語や現地語の影響を受けていると言われています。

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ヌナ島内を歩いていると、美しい景色が広がっていました。

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こちらの写真は、ナカマルという酋長や村人が日常的に集まる建物です。出張で同行した方が、「ハリケーン時は、村人がこのナカマルに避難する。あの奥に見える椅子は酋長専用の椅子だよ。」と教えてくれました。ハリケーンに耐えることができるのは、少し驚きでした。

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お昼は、近所のお母さん達お手製のご飯をいただきました。蒸したバナナのココナッツがけや塩が効いたクリスピーなチキンなど、どれも美味しかったです。すべて島で獲れたものだそうです。

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ヌナ島での巡回を終え、約15分ボートに乗り隣のペレ島へ向かいました。ペレ島は、ビーチでリラックスしながら非日常のひとときを過ごすことができます。市内からの日帰りツアー利用もおすすめです。カヤック、シュノーケルスポットもあります。

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ペレ島では、観光事業者5軒と打ち合わせをしました。ペレ島のとあるツアーでは、ココナッツがどのように育ち、バヌアツの生活においてどのように活用されているかなどについて教えてくれます。

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ここで、ココナッツツアーです。みなさん、このような植物を見たことがありますでしょうか?

この植物こそ、ココナッツがなるヤシの木の赤ちゃんです。

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小さな葉っぱが育つと、写真のようなヤシの木になります。私は初めて見たので、その話を聞いた時にとても驚きました。

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この写真の小屋の中には、ヤシの木でできた製品がさまざま置いてあり、ツアーでは説明を聞くことができます。

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ヌナ島とペレ島はいかがでしたでしょうか?ヌナ島はMt.Marouハイキング、ペレ島は週末エスケープやリフレッシュしたい時に、おすすめの場所でした。実際に観光案内所のスタッフは、頻繁にペレ島に通っているようで、のんびりハンモックに揺られているのが最高!と言っていました。

今回の出張では、実際に現地を訪れ、観光事業者の方々のお話を伺うことで、地域の状況やどのような観光コンテンツがあるのかを勉強することができました。ぜひバヌアツにお越しの際は、離島ヌナ島とペレ島訪問もご検討ください!

Ale tata!(では、また!)

                             須藤佳澄(2025年度1次隊 /観光)

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