JICA海外協力隊の世界日記

バヌアツ便り

バヌアツでの生活1ヵ月 最初の驚き3つの「えっ」(#1 高橋利幸/職種:編集)

Halo(ハロー/ビスラマ語で“こんにちは”)、バヌアツサッカー連盟に所属する高橋利幸と申します。バヌアツに来てからあっという間に1ヵ月が経ちました。自己紹介や仕事内容については今後おいおい話していくとして、まずはこの国に来て最初に驚いた3つの体験を紹介しますね。

1. 空港での「日本の存在」
バヌアツ空港に着陸して、入国審査に向かって歩いていると…いきなり目に飛び込んできたのはずらりと並んだ日本の国旗。「えっ、なんでこんなところに?」手続きエリアの待機列を仕切るベルトに、日本の国旗がプリントされているのです。後で聞いてみたところ、この空港は日本の政府開発援助(ODA)の一環で30年程前に建設され、最近にも観光客が快適に入国できるための機材が日本から供与されたとのこと。まさか着いて早々、こんな形で日本に出会うとは、全く予想外でした。撮影禁止だったため皆さんにお見せできないのが残念です。

2. こんな街中にバナナかよ
次に驚いたのは、街や家の庭にバナナやパパイヤが普通に生えていること。「これ、誰のもの?」って感じで、完全に自然の一部として道端にそびえているのです。この写真は、私が住んでいる家の敷地内に生えているバナナの木。日本だと果物はスーパーで買うものですが、ここでは庭で採れるってすごくないですか?職場でも同僚が家のバナナを摘んできて、時々昼ごはんに分けてくれます。なんか面白いですね。

3. 笑顔で皆さん「こんにちは」
そして最後に、道ですれ違う知らない人が「モーニング」や「ハロー」と挨拶してくることです。正直、初めは警戒しました。というのも少し怖い顔のお兄さんだったから。でも、ピキニニ(子どものこと。かわいい響きですよね)からご高齢の方まで、中には手を振ってくれる人もいます。どうやらバヌアツの人々にとってはごく普通の挨拶文化らしいです。よく考えたら私が小さい頃、日本で知らない人に話しかけられることあったかも。なんだか、忘れていた大切なものを思い出させてくれるような、心が温まる瞬間です。

というわけで、バヌアツに来てからの最初の驚き体験を3つご紹介しました。まだまだこれからもいろんな「えっ」が待っているはずなので、今後もお伝えしていきますね。また、職場では2026 FIFAワールドカップのオセアニア2次予選が始まり、盛り上がっています。サッカーに関する情報も随時お届けしたいと思います。

それでは次回をお楽しみに。Tata(タタ/さようなら)

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