2026/01/18 Sun
小学校 文化 生活
♯41 昼休みの過ごし方

Xin chào mọi người!!!(皆さん、こんにちは!)
ベトナムの林です
今回は、私がベトナムで生活する中で学生についてふと疑問に思うことがあったため、ベトナム語の先生に聞いたり、調べた内容を皆さんにもシェアしたいと思います。(地域や学校によって違いがありますので、あくまでも一般的な例をご紹介します)
【ベトナムの小学校と昼休み】
ベトナムの多くの公立小学校では、午前(7時頃〜11時頃)と午後(13時〜17時頃)の2部制授業が採用されており、昼休みは2時間~2時間半と非常に長いのが特徴です。特に共働き家庭では、子どもを昼休みに家へ連れて帰ることが難しいため、この間の子どもの居場所が大きな問題です。そこで、ベトナムでは「バンチュー(bán trú)」という仕組みが生まれ、現在では多くの小学校で導入されているそうです。
【バンチューとは?】
「バンチュー(bán trú)」とは、昼休みの時間に子どもを学校に預ける制度です。直訳すると「半宿泊(滞在)」という意味になります。一般的に、① 昼食が提供される、② 昼寝の時間がある、③ 午後の授業まで見守り(学習や遊びのサポート)の3つがあるそうです。 費用は、1日あたり28,000〜31,000ドン(約170円)程度が一般的で、月単位で集金され、給食費と運営費に充てられているそうです。
バンチューは希望制のため、祖父母と同居している家庭は、昼休みに一度帰宅するケースもあります。私の配属先の同僚は、職場から家・学校ともに近いため、職場から抜け出し子どもを迎えに行って家に送った後職場に戻り、学校の時間になったら再度家から学校に送っています。そういった柔軟な対応ができるのもベトナムの良い所ですね。
このバンチュー以外にも、都市部などでは、学校外で預かる 民間施設(nhóm trẻ, trông trẻ)や家庭保育(nhóm trẻ)もあるそうです。そういった場所では午後の授業までに学校へ送り届けるサービスもあるそうです。
(写真:ベトナムの小学校の教室の様子)

【バンチューの利点と課題点】
利点としては、給食の安全性や衛生管理については、教育局が指導し、保護者による無予告見学(抜き打ち)も可能となっているそうです。また、昼食や昼寝、自由時間を友だちと一緒に過ごすことで、子ども同士の関係性が深まり、学校生活がより楽しく、安心できる場になるという声もあるそうです。
課題点としては、中には冷房のない環境で昼寝をしている学校もあり、校舎設備の格差があること、また給食を外部委託したり、補助教員が付く所もあるが、学校の先生が担っていることが多く、日本と同様に先生の負担が課題となっているそうです。しかし、子どもたちのお昼寝の間、子どもたちの安全を見守るという責任はありますが、先生も教室の片隅や職員室にマットを敷いて、本気で休みます。日本では「勤務中に寝る」というのは考えにくい光景かもしれませんが、「休める時に全員でしっかり休む」のがベトナム流で、この休憩時間があるからこそ、長時間労働も元気にこなせているという側面もあり、大人も子どもも同じリズムで休憩を取るこのスタイルは、非常に人間らしく、効率的な文化だと感じます。
(写真:職場の昼寝の様子)
いかがだったでしょうか?
私も配属先で子どもと一緒に昼寝をしますが、そうすると午後も元気に活動できるので、日本にはない習慣ですが、ベトナムの生活スタイルや気候に合った合理的な仕組みだと感じています。日本にもこのような制度ができてほしいなと強く感じています。笑
ベトナムの教育に興味・関心を持っていただけたら嬉しいです!
Hẹn gặp lại nhé!!!(またお会いしましょう!)
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