JICA海外協力隊の世界日記

ザンビア便り

Chipoのザンビアライフ

こんにちわ!

コミュニティ開発隊員として活動しております、2024年度3次隊 桂 万紀子(現地名 Chipo)です。4月にザンビアに派遣され早くも7か月が過ぎようとしています。

任地は南部州チョマ。今回は任地チョマの魅力をお伝えしたいと思います。

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首都ルサカからバスで約5時間。

幹線道路沿いにあるタウンには行政機関・金融機関・多くの商店が立ち並んでいます。行政や経済、商業の拠点となっているチョマはザンビア南部州の州都です。

物静かで落ち着いた雰囲気のトンガ族を中心とする人々が主に農業で生計をたてている地域で自然や人とのつながり、伝統を大切にする文化が色濃く残っています。

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新鮮な野菜や果物を売る女性たちやたくさんの人が行き交う「マカラングス マーケット」は、いつ訪れても活気があり賑わっています。

山積みになって売られている衣料品、壁一面にきれいに並べられているカラフルなチテンゲ、カペンタと呼ばれる干魚や鶏、シマ食堂や美容院、家具製造、テーラー、チャコール・・・。ザンビアでは欠かせない生活必需品はなんでも揃います。

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配属先のチョマ郡コミュニティ開発事務所へは未舗装の道を30分歩いて通っています。時折、牛車や馬を連れて歩く人ともすれちがうのどかな農村風景が広がるエリアです。

人懐っこい子供たちと挨拶を交わしたり、真っ赤な夕日を見ながらの帰り道は、どことなくひと昔前の日本に似ていてほっと一息つけるひとときです。

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ザンビアの公用語は英語ですが、チョマでは主にトンガ語が話されています。会話は必ず「Mwabuka buti?」「Kabotu」(マブカブティ?カブトゥ!)(英語のHow are you?)の挨拶を交わすことから始まり、別れ際には「Twalumba Kapati!」(トゥワルンバ カパティ)(英語のThank you very much.)でしめくくります。優し気な心地のよいトーン、道ですれ違う時も声をかけあうチョマの人たちに親しみを感じます。

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ザンビアでは70以上の民族語が使われていて、職場の同僚たちはいくつもの民族語(ベンバ語・ニャンジャ語・ロジ語・トンガ語など)を話せます。

民族語と英語が入り混じる独特の言語で繰り広げられるオフィスでの会話に耳を傾け、トンガ語を聞き分け、会話の内容を推測する毎日です。

150%集中していてもキャッチできるのはわずかで、まだ一緒に笑えません。

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