2026/09/12 Sat
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#3 OTAKUKON 2026/8月 「今、HiroshimaやNagasakiには人が住めるの?」~折り鶴に願いを込めて

こんにちは!2025年度1次隊 経営管理隊員の早馬遥です。
私は、ジンバブエに来てから何度か、この「今、HiroshimaやNagasakiには人が住めるの?」という質問を受けました。
日本から遠く離れたジンバブエでは、歴史の教科書で学ぶ「広島・長崎=原爆」というイメージが強く、その後の復興や現在の街の姿を知る機会は、必ずしも多くないのかもしれません。
私自身は広島・長崎にルーツはありませんが、この質問をきっかけに、日本人として、過去の悲惨な歴史だけでなく今の広島・長崎の様子を知ってもらう機会をつくりたいと考えるようになりました。
私からは、そんな想いから企画した”Fold a Crane, Share a Wish” ブースについてご紹介します。
遠く離れたジンバブエでも、平和への想いを共有したい
日本では8月、広島平和記念日(8月6日)、長崎原爆の日(8月9日)、終戦記念日(8月15日)など、戦争や平和について考える機会が多くあります。
今回のOtakukonは8月の開催ということもあり、折り紙の文化を紹介するだけでなく、折り鶴に込められた意味や広島・長崎について知ってもらい、一人ひとりが自分の願いを考える機会として、Wish Wallを作成する参加型の展示としました。

イベントのInstagramアカウントでも紹介
この企画では、ただ折り紙を体験してもらうだけではなく、日本では折り鶴が「平和の象徴」とされていることも紹介しながら、自分の「Wish(願い)」を折り鶴に書いてもらい、会場の壁に一羽ずつ飾っていくことで、みんなの願いが一つの「Wish Wall」として形になっていく仕掛けにしました。
また、折り鶴に込められた意味を知ってもらうため、特定非営利活動法人ANT-Hiroshima様が進める「サダコの絵本プロジェクト」で多言語に翻訳された絵本『おりづるの旅』(うみのしほ作・狩野富貴子絵/PHP研究所)を紹介させていただきました。
この絵本には、折り鶴に平和への祈りを込めた佐々木禎子さんと、「原爆の子の像」の建立に関わった子どもたちの物語が描かれています。
さらに、広島県・長崎県の観光ガイドブックを抜粋したものを掲示し、現在の美しい街並みを楽しんでもらうコーナーも設けました。
150を超えるWishがひとつに
当日は、ブースを訪れた方々と鶴を折り、翼にWishを書いてもらいました。
「家族がいつまでも幸せで健康でありますように」
「力強いリーダーになれますように」
「日本で勉強できますように」

鶴を折り、Wishを書く
真っ白だったWish Wallは少しずつ色とりどりの鶴で埋まっていき、イベント終了時には、150羽を超える折り鶴で彩られました。

色とりどりのWish
また、ブースに置いた絵本を手に取り、興味深そうにページをめくる方もいました。

ブースに展示した『おりづるの旅(英語版)』
企画を通じて感じたこと
私は広島・長崎の出身でもなく、教育を専門としているわけでもないため、企画を始める前は、「平和について伝える」ということを少し難しく考えていました。
しかし、実際に参加者が書いたWishを見ていると、そこにあったのは「平和」という大きな言葉だけではありませんでした。家族の健康、将来の夢、大切な人への想いなど、一人ひとりの身近な願いが集まって、一つのWish Wallになっていきました。
「平和という言葉は、決して遠いものではなく、こうした一人ひとりの小さな願いの中にもあるのかもしれない。」
今回の企画を通じて、私自身もそんな気づきを得ることができました。
最後に
今回の企画は、二本松訓練所で「おりづるの旅」の絵本プロジェクトを紹介してくれた同期隊員の皆さん、企画・運営に協力してくださったJICA支所・ジンバブエ隊員の皆さん、そしてOtakukon主催者の皆さんの協力があって実現することができました。
ご協力に感謝いたします。

企画メンバー
あなたなら、どんな願いを折り鶴に込めますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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