2025/05/16 Fri
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サッカー熱の大きさ


みなさん、はじめまして。2024年度1次隊、サッカー隊員のハナダ リキです。
現在、ジンバブエのビンドゥーラ(首都ハラレから北へ85kmほど離れた町)にある大学に所属し、サッカーの指導を行っております。今回は私が活動を通して感じたジンバブエのサッカー熱の大きさについてご紹介させていただきます。
ジンバブエで人気なスポーツは間違いなくサッカーです。町を歩けば5人に1人はサッカーユニフォームを着ています。自分の推しのチームやオシャレとして着ている人もいます。私もサッカーのユニフォームを着て外を歩いていると、現地の人から「このチームのサポーターか?」と声をかけられます。
近年では日本人サッカー選手がヨーロッパのリーグで活躍をしています。ジンバブエではEPL(イングリッシュプレミアリーグ)が特に人気なため、日本人選手の認知度も少しずつ増えてきている印象です。日本人選手が強豪チーム相手に点を取ったときには、私が称賛を浴びることもあります。日本人選手の活躍がアフリカに住んでいる私にまで良い影響を及ぼしています。
地元のリーグにも必ず観客はいて、ものすごい勢いで応援をしています。私の任地には娯楽が少なく、無料で見られるサッカーは生活の一部とされており、人が集まる場となっています。ヒートアップしすぎて、試合中に観客が審判に抗議することもしばしば。得点が決まったときには全員して踊って、歌うため、試合再開するのに時間がかかってしまいます。
先日行われた大学の試合でも、多くの学生が観客となり、選手を後押しします。そのためか、観客が多いチームほど結果が出ている傾向がありました。決勝に進むと、大応援合戦が始まりました。恐らくコーチからの指示は選手に届いていないでしょう。勝ったチームは観客とともに長い時間、歌って、踊っていました。
とても長くなりましたが、活動を通してサッカー熱を感じる瞬間でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Maita basa
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