JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

大雨 ~Udan boot~

先日、大雨で柵が倒れ、豚が侵入してくる…といったお話をしましたが、またしても柵が崩壊しました!

それはそれはすごい雨が夕方に降って、少し高くなっている事務所の周りは大洪水!

畑も川に飲まれ、砂や土とともに諸々が流されていくのを見るしかありませんでした。

翌日、森の奥にある柵を確認に…。

案の定、崩壊しておりました。

水の入口と出口が1か所に集中してしまったのが原因で、その2か所の柵を直す作業から始まりました。

(また豚や牛が侵入してくるので。)

とりあえず事務所に行き、サブディレクターを連れて現場確認。

森の奥の排水溝(らしきもの)の管理と改善をお願いしました。

山から下りてくる雨水が、全て農場に集中するようになっていた排水溝…。

負担が強く、セメントで固めたはずの柵も負けてしまうほど…。

実習という名目で生徒たちに手伝ってもらうことにしました。

彼らのおかげで、1日で2つの柵を立て直すことができました。

これで動物被害は防げます。

あとは雨水の逃げ道を作ってあげること…、これは事務所と話を進めて「早急な必要性」を理解してもらえるようにやっていきます。

農業は自然との闘い。

一難去ってまた一難。

農業は日々、勉強です!

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