2015/02/20 Fri
活動
研修生 ~Estudante~
活動が始まってから7か月。
ようやく研修生が入ってきました。
当初は10月に来るという話でしたが、なぜか年が明けて1月になりました。
一番下が17歳、上が27歳と年齢差はありますが、10名だけの少人数で、朝8時半から夕方4時まで学んでいるのですぐに仲良くなれたようです。
しかし教科書はありません。
毎日の授業内容も決まっていません。
私の仕事はそれらを作成しながら、トレーナーをサポートすることとなりました。
時々、私も前に出て教えるときもありますが、やはり言葉の壁はまだまだ越えられていません。
トレーナーや研修生たちに手伝ってもらいながら、進めていく授業。
私も毎日、勉強になっています。
私が常に気を付けている点は、
- 分かりやすく、
- 興味を引かせて、
- 質問をしやすいような雰囲気をつくる
ことです。
一社会人として、
これから発展していくであろう東ティモールを背負って立つ年代の一員として、
知識や技術だけでなく、内面の教育もしていきたいと思っています。
怒る時は怒る。
現地語に苦戦していますが、それは忘れずに研修生たちと頑張っていこうと思っています。
授業は座学と、畑での実習を織り交ぜながら行っています。
危ない作業をしていないか、どこかで歩き回っていないか、仲間と協力できているか…。
同僚トレーナーは実習中に的確な指示を出せているか…。
最近は常に目を光らせて、彼らを見るようになりました。
人を育てる、というのは本当に難しい…けれでも本当に面白くて、やりがいのあることだな、と毎日思います。
野菜も人も、しっかり手をかければ、立派な実がなるという点では、同じだと思っています。
毎日向き合う中で、少しずつ彼らの内面や、勉強・仕事に対する姿勢を向上させることができれば、と考えています。
あとは、熱中症に気を付けながら活動を頑張ります!
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