JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

国旗掲揚 ~Hasae Bandeira~

私の配属先は政府直下の国立雇用職業訓練センター。

なので、毎月第一月曜日に国旗掲揚を行っています。

(と言っても、なぜか今年の1月から急に始まったのですが…)

生徒、トレーナー、従業員、もちろん外国人も全員参加で、生徒たちが国旗を持って行進して、揚げるまでしっかり見届けます。

東ティモールの国歌は約2分半あり、敬礼をして不動のまま立っているとちょっとつらいですが…仕方ないですね。

ポルトガル語で作られているため、完璧に覚えていない人も多く、なんだか寂しい印象を受けました。

現地語であるテトゥン語で作れば、みんな覚えて身近に感じるんじゃないかな。


言語

現地語であるテトゥン語の正書法は未だ確立されておらず、書いたり読んだりするときにいつも困っています。

例えば、新聞の書き方と、自分で書く書き方とがバラバラ。

使用言語が4つもあるこの小さな国で、大きな問題のひとつは「言語」です。

歌詞の書かれた紙を見ながら国歌を歌っているティモールの人を見て、改めてそう感じました。

ちゃんと式の前には整列も行います。

日本と少し違いますが、基準を作って「右へならえ」「前へならえ」をしています。

(やはりところどころずれますが…)

ポルトガル語で号令をかけて、「休め!」「敬礼!」「気を付け!」などもありました。

私は全く分からなかったので、見よう見まねで参加しました。

…と思っていたら、生徒もポルトガル語の号令が理解できず、今まで実際にやってきたことが少ないようで、バラバラ。

なので、時々練習をして本番に備えています。

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