JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

地鎮祭 ~Primeira Pedra~

配属先で、寮を建てる計画が始まり、地鎮祭(東ティモール版)が行われました。

東ティモールの地鎮祭なんて滅多に見られない!と、カメラを片手に炎天下の中動き回りました。

1枚目の写真は、配属先で働いているお父さんたちと。

タイスと呼ばれる伝統衣装は、尊敬の意味も込めて年配の方が身にまとうのだそう。


余談「写真」

写真を撮ったのはいいのですが、職場のプリンターが壊れてしまい、印刷をして渡すという約束がまだ果たせていません。

東ティモールの人はみんな写真が大好きなので、写真に関してはずっと覚えているみたい…。

あれから会うたびに、まだか、まだかと聞かれるのですが、「ごめんね、もう少し待っててね。」という会話をいつも繰り返しています。

普段は忘れっぽいけど、そういうことに関しては記憶力がすごい!と、新しい発見でした。

式は、掘っておいた穴に大きめの石を投げ込んで、スコップで砂を入れるというものでした。

資金等の援助をしているADB(アジア開発銀行)の方が1人ずつ石と砂を投げ込んでいきます。

なんだか日本と少し違う雰囲気の式で、良い経験ができました!

そしてその穴の四隅を囲むように置いてあるのがこちらです。

噛みタバコになる赤い実と、塩、葉っぱ、そしてコイン(25セント硬貨でも10セント硬貨でも良いそうです)を1セットとして、四隅に置きます。

ココナッツの中に入っているのは、鶏や豚の血だと言っていましたが…。

そして鶏や豚の心臓もお供えします。

伝統的な式が終わり、これから寮の建設に取り掛かるのですが、いつ完成するのかは未定です…。

私の任期内に完成してほしいな…。

頑張れ、東ティモール!

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