JICA海外協力隊の世界日記

ムスリム社会からこんにちは!! マレー半島 東海岸だより

#2 任地トレンガヌ州とムスリム社会

みなさん、こんにちは!

今回はブログタイトルの 「ムスリム社会」 についてお話ししますね

マレーシアという国は、大まかにマレー系、中国系、インド系の民族で構成される、いわゆる多民族国家です

それぞれの民族が融合するのではなく、互いの民族における宗教・生活様式を尊重して、共生しています

したがって、私たちからみれば「さまざまなな文化の違いをいっぺんに楽しむことができる」ともいえますね

例えば、それは国民の祝日にも表れています(2022年の場合)

✔ 1月1日 新年 (New Year's Day)
✔ 2月1日 旧正月 (Chinese New Year)
✔ 7月30日 イスラム暦の新年 (Islamic New Year)
✔ 10月24日 ヒンドゥー教徒のお正月 (Deepavali)

おおお、なんと新年だけでも日本の4倍! お正月を年に4回も祝えるなんて・・・

そんな、多民族で構成されているマレーシアですが、マレー半島東海岸のトレンガヌ州は別格!

民族の98%、つまりほとんどがマレー人で構成される、さながら単一民族国家のようです

マレーシア連邦憲法第160条には、マレー系(Malay)の定義として

●イスラム教を信仰し  ●マレー語を話す習慣があり

●マレー文化に従い  ●マレーシア人の親の元に生まれたを指す とあります

イスラム教を信仰している人をムスリムといいますから、トレンガヌ州は、ほぼムスリム社会といえますね

敬虔なムスリムが非常に多い地域であり、生活習慣もイスラム教に則って行われている 宗教主体の社会

そんな環境の中での暮らしを通じて得た 身近な話題を、これから お伝えしていきたいと思います

 

さて、任地トレンガヌ州の概要は これで終わり

次回からは、私の配属先の職業訓練校について お話ししてみたいと思います

では、今日はこの辺で

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配属先の朝礼での一コマ!

ちゃんと聞いている人もいれば、いない人も・・・

先生は一生懸命、話しているんだけどさ

「まぁ 日本でも一緒だよ」 なんて声も 画面の向こうから 聞こえてきますね

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