JICA海外協力隊の世界日記

異邦人~シルクロードの秘境「キルギス」を訪ねて~

復職して再派遣の機会を待つことにしました!

久しぶりの投稿です。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大により様々な問題が引き起こされていますが、私自身もまさかこれほどまでに影響を受けるとは夢にも思いませんでした。

結論から言うと、昨日8月2日をもって青年海外協力隊員としての任期を終え、本日8月3日から再び東京都の教員として働くことになりました。

以下は、3月からここまでのおおまかな経緯です。

3月22日にキルギスから日本へ帰国しましたが、その頃は感染拡大がある程度落ち着けばすぐにキルギスに戻れるものだと思っており、ホームステイ先の家族とも、

「5月か6月には戻って来るね!」

などと話していたことを覚えています。

日本での待期期間中は、

・キルギス語やロシア語、英語の語学学習

・キルギスの子供たちへのオンライン授業 →JICAのオンラインセミナーで実践報告をさせていただきました。

・日本の昔話をキルギス語に翻訳して絵本製作

などに取り組んでいましたが、日本での生活が長くなり、JICAとの「合意書解除」の言葉が現実味を帯びてくると、約半年間で終わってしまった自分の活動への未練、その未練を抱えたままこの先日本で暮らしていくことへの不安の気持ちでいっぱいになりました。

そんな中、7月にJICAから「3つの選択肢」を提示していただきました。

8月3日以降をどのように過ごすかという選択について

① 待期期間を特別に延長する

② 一度JICAとの合意書を解除して再派遣の機会を待つ(特別登録制度)

③ ①②のいずれも行わない(協力隊員としての任期を終了する)

というものでした。

私は立場上、①の選択は対象外なので、復職後に再派遣を希望するか、このまま復職するかという2択となりました。

家族や職場の上司と相談し、②の特別登録制度に登録して再派遣の機会を待つことにしました。

この選択は、しばらく自分の身の置き所が定まらず、周囲の方々に負担がかかることも考えられます。

しかし、今回私の選択を応援してくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、今は日本でできることが何かを考えながら再派遣の望みをもち続けたいと思っています。

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