JICA海外協力隊の世界日記

異邦人~シルクロードの秘境「キルギス」を訪ねて~

カラコルのゲレンデ

キルギスには7つの州があります。

その中でも「イシククル州」は、キルギス最大の湖である「イシククル湖」があり、観光地として有名です。

先週末、イシククル州のカラコルという町で活動する先輩隊員や同期隊員にお世話になり、初めてイシククル州に行ってきました。

ジェルゲタル村からマルシュ(乗り合いバス)やタクシーに8時間ほど揺られると、イシククル州の州都であり今回の旅の目的地であるカラコルに到着しました。

イシククル州は私が活動をしているナリン州の隣ですが、険しい山々に囲まれたナリン州と湖の周囲に町が並ぶイシククル州では、車の車窓から見える景色が全く違って見えました。

カラコルは、観光地として有名なことやロシア系の住民が多いこともあり、町を歩いているとヨーロッパ系やロシア系の方々とよくすれ違いました。

町を歩いていて印象的だったのが、↑このロシア正教の教会です。

木造の外壁に緑色の屋根という組み合わせがとても美しい建物でした。

日本でロシア正教系の教会と言えば、東京・御茶ノ水の「ニコライ堂」が有名ですが、ニコライ堂も屋根が緑色でしたね。

カラコルで同期隊員の家に1泊すると、翌日は山道を上がってゲレンデへ向かいました。

こちらも、ヨーロッパ系やロシア系の方々で賑わっている印象でした。

標高3040mの頂上からはカラコルの町やイシククル湖がよく見えて、最高の眺めを楽しむことができました。

(先輩隊員曰く、この日は今まで来た中で1位か2位の好天だったそうです。)

気になる費用の内訳ですが、

カラコルからゲレンデまでのマルシュの送迎が、往復で350ソム(約525円)

ゲレンデの入場料が1200ソム(約1800円)※リフトは1日乗り放題です。

ウェアや靴、板のレンタルが1000ソム(約1500円)

昼食がピザやピロシキ、飲み物を含めて400ソム(約600円)ほど

総額5500円ほどで、スキーやスノボを1日満喫することができました。

リフトの乗り心地や板の使い心地ですが、スノボ初心者の私には日本との違いがさほどわからないくらいです。

そして、雪は最高のパウダースノーです。

キルギスの素敵な魅力を、また1つ発見できた経験になりました。

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