JICA海外協力隊の世界日記

異邦人~シルクロードの秘境「キルギス」を訪ねて~

2月23日は「男性の日」

キルギスは、祝日やお祝いが多い国です。

祝日のことを「マイラム」と呼び、祝日になると、「マイラムグズメネン」と言い合ってお祝いをします。

1年間に様々な祝日がありますが、今日は「男性の日」について紹介します。

日本では2月14日に女性が男性にチョコレートを贈る習慣がありますが、キルギスでは、2月23日に女性が男性にお祝いの言葉と贈り物を贈る習慣があります。

これは、2月23日がロシアの「祖国防衛の日」であることに由来しており、旧ソ連圏の国(ロシア、キルギス、ウクライナ、カザフスタンなど)では、このような習慣があるそうです。

そんなことを全く知らない私は、普段通りに自分の教室で日本語クラブの準備をしていると、6年生の先生が私を教室に招待してくださいました。

中に入ると、机の上に美味しそうな料理が並び、女子生徒が料理やお茶の用意をしていました。

食事が始まると、途中で女子生徒がダンスを披露したり、お祝いの言葉を述べたりしていました。

その後は、先生方の食事会にも招待していただき、今日1日で、チェスやタオル、辞書、手紙などのたくさんの贈り物をいただきました。

「男性の日」があるなら「女性の日」は無いのでしょうか?

もちろん、あります。

3月8日は「女性の日」で、今度は男性が女性に対してお祝いの言葉や贈り物を贈るそうです。

こうして、男性と女性が共にお祝いをし合う祝日があることは、とてもいい習慣だと思います。

他にも、キルギスには日本にはない祝日がたくさんあるので、これから紹介していきたいと思います。

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