JICA海外協力隊の世界日記

ブータン幸せの国へ行こう! ~ヒマラヤ2600m 天空の野菜づくり~

#9 ブータンに家族が来た①

クズザンポーラ~

前回の更新からだいぶ日が空いてしまいました…
というのも、実は5月のGWに母&叔母&親戚が日本から来てくれていたんです!(残念ながら父は来れませんでした…)
ブータンで家族と再会するのはなんだかとても不思議な気分。はるばる来てくれて嬉しかったし、ブータン旅行をとても喜んでくれて改めてこの国の素敵なところを再発見する旅となりました♪ …と言いながら、旅の準備も含め控えめに言って結構大変でした。笑

ということで、感動、疲労、ハプニング多々ありだった家族旅を何回かに分けて投稿したいと思います!
良かったらお付き合いください~^^

ブータンの観光制度は少し変わっていて、観光ビザで入国する場合は必ず旅行代理店を通じてホテルや車を予約する必要があります。また、忘れてはいけないのがツアーガイドさんの存在。
旅の間、通訳やお世話をしてくれるガイドさんが必ず付きます。何事も交渉社会のブータンではこのガイドさんたちが本当に頼りになります!私の同僚でも昔ガイドの仕事をしていたという人が何人かいるくらい、ブータンでは重要なお仕事です。
いつも空港ではたくさんのガイドさんたちが自分のゲストをお迎えするために待っています。

今回、私の家族は招待ビザで来たため上記の制限は免除となりました。
その代わりすべて自身で手配する必要があり、意外とこれが大変でした。というのも、エクスペディアのような予約サイトに登録しているホテルは数少なく、友達や知り合いのツテを頼ってホテルやタクシー、ガイドさんを手配する必要があったからです。
私の任地は空港のすぐ近くのため、空港からの送迎は私の同僚が車を出してくれました。本当にありがたい…!!!
助け合いの文化が根付いているブータン。家族の渡航前から色々な人が心配してくれて、各種ブッキングなど助けてくれました。私一人では到底できなかったよ…皆ありがとう!!

上の写真は私の同僚が、タシカダルというスカーフを家族にかけてくれているところです。
入社や結婚式、法要のときなど、このスカーフでお迎えをします。後日聞いたところによると、私の母はこれにとても感激して泣きそうになったとか。

その後ホテルに移動するもブッキングが見つからず…。早速ハプニングです。
予約してくれた同僚に連絡をし、どうにか再予約しました。どうやら予約を取るのが早すぎて忘れ去られていたようです。何事も直前に決まるブータン。早すぎは問題だと勉強になりました。

カウンターパートが農場でお昼を用意してくれているということで、散歩がてら手土産を探しにパロタウンへ。
手土産はお菓子やジュースが定番ですが、今回は赤米と干し豚肉にしました。
日本からは洋菓子とお線香(ブータンでは日常的に線香を家で焚く)を持ってきて貰いましたよ~

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その後、農場に移動しカウンターパート宅でランチを頂きました。母は移動疲れと高地のためか体調を崩し不参加に…
メニューはチキンカレーとシャモダツィ(きのこのチーズ煮)、生野菜、ダル(豆スープ)です。
日本人仕様に辛さ控えめで作ってくれました。
到着日から早速歓迎してくれたカウンターパート、いつもありがとう!

ランチの後は農場と本社を見学し、1日目は終了。
とりあえず一旦ここまでにします!旅はこれから続きます…

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