JICA海外協力隊の世界日記

ブータン幸せの国へ行こう! ~ヒマラヤ2600m 天空の野菜づくり~

#15 高地民族に会いに行く!~Layaトレッキング~①

クズザンポーラ~

とても…とても久しぶりの投稿になってしまいました!!

イベント尽くしの10月を終え、11月が過ぎ、既に12月…師走ですか。
ブータンでは年越しが大きな意味を持つことはないようで、師が走るほど忙しい雰囲気はありません。

話が逸れました。
今更ながら、今回は10月に行ったトレッキングのお話です!

ヒマラヤの麓に位置するブータンでは、標高3500mを超えるような場所で高地民族が暮らしています。

そのうちの一つ、Layaという地域で10/23-24に開催されたRoyal Highland Festivalを訪れるため、隊員7名で三泊四日のトレッキングをしてきました。
Laya村は標高3800~4000mにあり人口は約1100人ほどです。ブータンの高地民族の中でも独自のユニークな文化と美しい景観などから、最も有名な民族であると言えます。

多くの場合、高地民族の住む村へは車道が通っておらず、数日をかけてトレッキング(登山)で訪れます。
ブータンでのバケットリストのうちの一つがトレッキングだったため、今回の旅が実現出来て本当に良かった!

お伝えしたいことが色々あるので、何回かに分けて書こうと思います~

まずは出発前のJICA事務所によるブリーフィングから。

高地へのトレッキングは高山病のリスクがあり危険なため、事前の申請→ブリーフィングで安全対策の受講を経て、トレッキングが可能になります。

上の写真は参加者のブリーフィングの様子。
この赤いバッグ、何だかご存知でしょうか?私は知らなかったのですが「ガモウバッグ」といって、高山病を発症した場合、このバッグの中に患者を入れ、気圧を上げることで応急処置をする道具なんです!
皆で実際に使ってみて練習しています。

画像1.png

イモムシ…?
中に入ってる人曰く、急に気圧を上げ過ぎると耳がキーンとなるそうで、ちゃんとルール通りゆっくり空気をいれないといけないみたいです。

LINE_ALBUM_ブリーフィング_231106_4.jpg

脱皮。

ブリーフィングでは過去の高山病事例の話もあり、山では引き返す勇気が大切だと再確認。
何事もなく、皆で無事健康に下山したいと誓ったのでした。


とりあえず一旦ここで切りたいと思います!
次回また~

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