JICA海外協力隊の世界日記

KeikoののんびりDin Maro便り

Civil Servant Week①

Cola vina(ゾラ ビナ!こんにちは!)

7月1~5日の1週間はCivi Servant Week(公務員週間)でした。

各職場でゴミ拾いなどの社会還元活動やスポーツプログラム、地域によってはパレードなども行われました。

我が職場の最初の活動は、ゴミ拾い活動。

放置されたゴミは、そこに水がたまったり、また排水の流れを妨げたりすることで、デング熱を媒介する蚊の繁殖場所となってしまいます。

それを防ぐために、Health Inspectorと呼ばれる衛生検査官の方々が、デング熱の危険地域を選定し、ゴミ拾い活動を指揮してくれました。

他の省庁とも協力してゴミを拾っていきます。

初めにHealth Inspectorから説明がありました。

場所の説明と、安全第一にすすめましょうとの言葉。

0cb7887f-fd3d-4ead-b2f4-1980e5bcb08c.jpg

ゴミ袋は小麦粉が入っていた袋を再利用!

集合時間になっても集まりませんが、来た人から始めていきます。

ec03641d-57a4-43ec-bc23-4473ac000a03.jpg

道路脇の溝を中心にゴミ拾い。

c2cc77f2-eda7-43c2-aea8-25fecb5a4785.jpg

カバーはついていましたが、注射針も落ちていました。とても危険です。

薬物犯罪が問題となっているフィジー、もしかしたらこれもそういったものに使われたものかも…と同僚と話していました。

小一時間ほどの活動で、たくさんのゴミが集められました。b1b5e6ae-3ba4-4d43-a6ce-e165e836a159.jpg

889a6b7d-e11b-40ef-9b9e-c64deac49dbb.jpg

4cf229c6-6321-4f0c-9308-020ecff29d7b.jpg

↑このような感じで集積場所を共有し、後ほどトラックで回収です。

31567bb5-b0b0-4620-8200-c1304a6d32d6.jpg

街が綺麗になるとやはり気持ちがよいですね。何人か町の人や子どもたちに感謝されました。

話しかけてきてくれた子どもに「ゴミはゴミ箱に捨ててね」と伝えなかったのが心残り…。

84203ac5-30ac-4811-b09c-4b6e12df70c5.jpg

e4c73a70-67af-4474-8f2f-96692a497900.jpg

ゴミが落ちているのが当たり前の環境で育ったら、それが当たり前になるんだろうなぁと思います。

私もフィジーに再渡航した際、ポイ捨てゴミが増えているのを見てショックを受けましたが、今ではすっかり慣れています。(汚いとは思いますが。)

人間は、慣れる生き物だなぁとつくづく思います。

問題意識を持ち続けるのって難しい。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ