2024/02/20 Tue
活動
職場健診
Cola vina!(ゾラ ビナ! こんにちは!)
※フィジーの定番挨拶はBula vinaka(ブラ ビナカ)ですが、Cola vinaは私がいる西部地方の方言です。
→詳しくはこちら https://world-diary.jica.go.jp/asaikeiko/culture/bula_vinaka.php
今回は職場健診の様子をご紹介します。
フィジーでは、医師、看護師、栄養士、歯科衛生士などで構成された医療チームが職場へ健診に行き、健康問題があればヘルスセンターへ紹介する、という仕組みが確立されています。
先日、消防署での健診活動がありました。
さすが消防職員の方々、皆さん普段からトレーニングをされているためか、引き締まった方が多い。
でも一見問題無さそうでも、BMIは過体重に属することもあります。
これはいつも思うのですが、果たしてフィジーの方々はBMIを基準にしてよいのか?ということ。
例えば、アスリートにはBMIの基準は当てはまらないことがあります。
筋肉は脂肪よりも重いので、パフォーマンスを考えるとこの体重がベストだけれども、BMIでは肥満と出てしまう、というパターンです。
フィジーの方々にもこれが言えるんじゃないかなぁと思うことが多々あります。
もちろん純粋な肥満が多いのも事実だと思います。
だからこそ、いろんな指標で判断するのが大切なんだろうなぁと感じます。
と、鍛えられた方々の体重が過体重だったときに思うわけです。
さて、今回は20名弱の消防署職員の方々が健診に参加しました。
初めに身長・体重・腹囲などを計測します。
次に看護師が血圧と血糖を測定。
その結果をもとに、必要があれば栄養士が食事指導を行い、血圧や血糖に問題があれば最寄りのヘルスセンターに送られます。
↑食事指導の様子。
最後に歯科衛生士が口腔内を確認、歯磨きや口腔ケアのアドバイスを行います。
この時も、もし抜歯や治療の必要があれば、ヘルスセンターや病院へ紹介されます。
普段の職場健診に比べて、今回は比較的血糖、血圧に問題がない方が多かったです。
普段から業務で動いている方が多いからでしょうか。
参加者の中に、日本での研修に参加された方もいて、和食や場所の話題で盛り上がりました。
日本語での挨拶もしてくれました。
やっぱり自分の国に興味を持ってもらえるのって嬉しいですね。
健診会場の横はキッチンになっていて、昼ご飯の準備をしていました。
消防署職員が自分たちでご飯を作るのは日本と一緒なんですね。
世界共通なのかな。
この日は職場のパーティーがあるらしく、BIG LUNCHの準備中。
↑今回の調理担当の方々。真ん中の方が名シェフだそう。
大量のチキンと卵とじゃがいもと野菜!
作りがいありそう。
過去に大量調理に携わっていたからか、大量の食材を見るとなんだかワクワクしてきます。
帰りはヘルスセンターまで救急車で送ってもらいました。
フィジーの救急車、初めて乗ります。(そりゃそうか)
貴重な体験に感謝。
SHARE