JICA海外協力隊の世界日記

ぐあぐあ日記enエクアドル

アマゾンでフェリア@テナ

¡Hola! こんにちは(^^)/

今回はエクアドルの「テナ」という町のことをご紹介したいと思います!

4つの気候区分があるエクアドル。山岳地帯の「シエラ」(首都キトはここに属しています)、海岸地帯の「コスタ」、熱帯雨林地帯の「オリエンテ(アマゾン)」と「ガラパゴス諸島」・・・その中でもテナはオリエンテの気候区分に属しており、エクアドルのアマゾン地帯にあたります。そんなテナで活動をしているボランティア仲間が、職場の同僚と一緒にフェリア(お祭り・物産展)をするということで、そのお手伝いをさせてもらいに行ってきました!

エクアドル各地で活動しているボランティア仲間も集まり、みんなで日本文化紹介のブースを担当させてもらいました。ブースに来てくれた皆さんに、浴衣を着てもらったり、習字で名前を書いてあげたり。何人かの方は「KIMONO(着物)」をご存知で「これは着物みたい。着物と浴衣はどう違うの?」と興味を持ってくださったり、習字の名前コーナーでは「私の名前とこどもの名前書いて」とか「私の名前と彼の名前を同じ紙に書いて」などの微笑ましいリクエストもありました。筆で名前を書く様子をもの珍しそうに見てくれたり、名前を書いてお渡しするととても喜んでくださったり、エクアドルの皆さんとのこういった交流を通して日本という国や文化に興味を持ってもらえたことが嬉しかったです!

フェリアのお手伝いの時間以外で、テナの町の観光も楽しむことができました。テナには「マイト」という郷土料理があります。2枚目の写真のように、バナナの葉で鶏肉やティラピアという魚を蒸したものです。私が頼んだのは鶏肉のマイトです。鶏肉のスープ(味付け)がとても優しく、いいお味で、ユカ芋や山菜やサラダなども全て美味しくてあっという間に食べてしまいました。テナに行ったら、ぜひ食べてもらいたいお勧めの一品です!

それから・・・写真はあえて載せませんが、アマゾン地帯と言えばチョンタクロ(食用のイモムシ)も有名です。私もエクアドル隊員として、これを食べずに帰国するわけにはいきません。(笑) 先程のマイトのお店で焼いたチョンタクロも食べられるということだったので、食べてきました!焼き鳥のように、焼かれたチョンタクロが串で出てきます。鳥皮串だと思えば、なかなか美味しくいただけるはずです。ちなみに、メルカド(市場)では生のチョンタクロも(生きている状態で)売られています。3匹セットで1ドル・・・勇気あるボランティア仲間がこれを購入、食していましたが「焼いたチョンタクロはまだ美味しいけど、生はすごくたんぱくな味・・・。」とのことでした。勇気のある方は、生チョンタクロもぜひ!ビタミンも豊富らしいです。(笑)

また、テナからバスで30分くらい行ったところに「アルチドーナ」という小さな町があり、そこにある動物園がお勧めとのことだったので行ってきました。動物園に行きたいということを伝えると、最寄りのバス停で降ろしてもらったのですが・・・降ろされた場所から見える山の大きさ、景色の広大さにびっくりしました。さすがアマゾン地帯!動物園には、珍しい動物や鳥、鯉(表示も「KOI」でした)やガラパゴスゾウガメまで居ました!動物たちとの距離も近く、写真の猿のように柵のすぐ近くまで来てくれる動物もたくさん居るので、とても楽しめました。面白かったのが、オウムのコーナーで沢山のオウムが鳴いたり人間の言葉を覚えて喋りかけてくれたのですが、その言葉が「¿Cómo te fue?(コモテフエ?)」元気ですか?と言うエクアドル流の挨拶だったのがとっても可愛かったです!

今回はこの辺りで・・・。次回は、職場での最終報告会について。私のJICAボランティアとしての2年間の活動も、もうすぐ終わりを迎えます。2年間の活動や思いを込めて来週行う予定の報告会の様子について、ご紹介したいと思います。それでは、Chao Chao(^^)/ またね!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ