2016/01/21 Thu
文化
キルギスのお正月事情
少し過ぎてしまいましたが、今回はキルギスで初めて迎えるお正月の様子をお伝えしますよ。
Жаңы жыл менен!(じゃんぐ じゅるめねん!あけましておめでとう!という意味)
お正月はホストファミリーとともに村で過ごしました。
キルギスではお正月は家族や親族とともに過ごすのが一般的。
大みそかの日はたくさんのご馳走を作って、お祝いモード。
私もホストファミリーに頼まれてコロッケと巻き寿司を大量に作りました。
夜の12時になると同時に家族みんなでシャンパンで乾杯をし、今年も良い年になるようにお祈りの言葉を唱えます。
1日以降は別の親戚の家や近所の家からお客さんが来てもてなしたり、逆にお客に行ってもてなされたりと…。
常に美味しいごはんをたくさんいただき、お正月太りは日本以上に避けられない状態です。
ちなみにキルギス、お正月になってもクリスマスムードが続いています。
キルギス人はイスラム教徒であることが多いですが、サンタクロースは来るし、ツリーに飾り付けもします。
旧ソ連圏のキルギス、ロシア正教のクリスマスが1/7のためか、新年のお祝いとクリスマスが一緒くたになっている感じです。
サンタクロースは12/31に来るし、クリスマスケーキは12/31の夜に食べます。
「ジングルベル」の歌のサビは「新年~♪新年~♪」と歌います。
もちろん新年が来てもクリスマスツリーは飾りっぱなし。
日本人の感覚ではなんとも不思議なお正月を過ごしました。
それでは2016年が皆様にとって幸多き年であることをお祈りして…。
Жаңы жыл жакшы жыл болсуң….
(じゃんぐ じゅる じゃくしゅ じゅる ぼるすん…)
(「新しい年が良い年でありますように」という意味。)
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