JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン男子の 今日の1ページ

エゼカの1ページ目~現地の言葉(出町)

Bonjour!

ようこそ『カメルーン男子の今日の1ページ』へ。

2022年度2次隊、小学校教育で派遣中の出町卓也(でまちたくや)です。

カメルーンに来る前は岐阜県で中学校の教員をしていました。

2022年11月から、エゼカ(Eseka)という町に住んでいます。町にある6つの小学校を巡回し、英語や体育の授業をしています。

カメルーンの言語

ここカメルーンではフランス語と英語が公用語として使われています。公用語が2つあるのは珍しいですね。州によって主に使われる公用語が異なり、ここエゼカでは、フランス語を話す人がほとんどです。

さらに、地域や民族によって、古くからその土地で使われている言語があります。カメルーンにはおよそ250の民族が暮らしているため、様々な言語があります。エゼカでは『バサー語』という言語が使われます。日常でもよく耳にします。フランス語と混ざっていることもありますね。

学校でもこの3つの言語を学びます。写真の黒板にはそれぞれの言語で日付が書かれています。上からフランス語、英語、バサー語です。カメルーン人は子どものころからすでに複数の言語を使うことができるのです。

その土地の言語を知ると…

バサー語を使う人々はこの近隣に住む人々だけです。会話をすることが難しくても、あいさつだけでもできれば、町の人たちは「(バサー語を)知っているのか!」と驚き、一段と陽気になります。

メイエガ:こんにちは  ミエガ:ありがとう

私が話せるのは今のところこれだけです。ですが、挨拶をした時の町の人たちの姿を見ると、同じ言語を使う仲間として受け入れてくれたように感じます。皆さんも海外に出たらその国の言葉で簡単な挨拶をしてみてはどうでしょうか。

それでは、また次のページで。

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