2018/06/03 Sun
活動
5. 美術の授業
こんにちは!
今回はキルギスの美術の授業について少し紹介します。
キルギスでは、美術の授業が3つの種類に分かれています。
1つめは「絵」の授業。
この授業は1年生ー7年生までの生徒が受けます。私の活動先では主に風景画や自画像などを描きます。
2つめは「製図」の授業です。
製図の授業では専用の教科書があり、8年生から上の学年が学びます。
3つめは「技術・家庭」の授業です。
これは女子と男子で制作するものが違います。
教科書などはなく、5年生から7年生までが勉強します。
今日はこの「技術・家庭」の授業の様子をお届けします。
女子は、刺繍や組紐、座布団カバーなどを作る課題が与えられます。
私の配属先では好きなものを作っていいよというスタンスが多く、人形の服を作る生徒もいます。
刺繍をする時には、針金で刺繍枠をつくりそこに刺繍を施す布を縫い付けていきます。
そして鉛筆でデザインを描き、縫っていきます。
糸は、再利用!使わない服や布、編み物についていたものを各自家から持参します。
他のものを作る時も同じです。家にある布や使わない服などを切って、それらを再利用します。
男子は、主に馬具を作ります。
紐で頭絡という部分を手で編んだり、鞭を編んだりします。
2人1組になって、容量よく編んでいきます。
私が住んでいる村では、ほとんどの家庭に馬や羊、牛などの家畜がいます。
馬が移動手段!小さな子どもでも馬を上手に乗りこなします。
すごいです!笑
次回、他の授業についても紹介したいと思います。
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