2018/08/07 Tue
生活
スーダン人も熱狂!サッカーW杯!!


アッサラームアライクム!(こんにちは)
皆さんはW杯をご覧になっていましたか!?
日本ではロシアとの時差が大きく、深夜〜明け方のキックオフですが、
ここスーダンは、時差はマイナス1時間。
ほとんど時差なしで、W杯を楽しむことができました。
(世界中が一斉に見るのは変わらないのに、
1時間早いだけで謎のお得感)
民法テレビが無料で見られる日本と違い、
スーダンのW杯が放送されるチャンネルは、
視聴料がものすごく高価なため、
基本的に飲食店やユースセンターなどで行われる
パブリックビューイングで観戦します。
写真は決勝戦のクロアチアvsフランス、
ユースセンターでのパブリックビューイングの様子です。
壁に登って見ている子どもたち、
立ち見が何列も重なり、
ざっと見ただけでも200人以上はいました。
サッカーはスーダンでも大変人気の高いスポーツで、
Jリーグよりも歴史の長い国内リーグも開催されています。
ただ、ひとつ残念だったのは、
200人以上いる中で、女性が私だけだったということ。
男女が分離されがちなのは宗教的・文化的な背景も関係していて、
スポーツに限った話ではないのですが、
女性がサッカーを好きになる、サッカーをする、
という状態になるには、まだまだ努力が必要だな、と感じました。


こちらは、日本vsベルギー戦の時の一枚。
図々しくテレビの真ん前を陣取り、
一喜一憂する私に、隣の男性が、
「おまえ、まさか日本人なのか?」(意訳)
「そうだよ、日本を応援してね」と返すと、
じわじわと
「あいつ、日本人なんだってよ」(意訳)が広がり、
ゴールした時にはハイタッチして喜び、
失点シーンではため息・・・
試合が終わり、脱力していると、
「良い試合だったね」
「日本強いんだね」
「日本を応援してたよ」
「良いチームだね」
と帰り際声をかけてくれました。
この日のことは一生忘れない思い出になると思います。
すぐに一緒に応援してくれる仲間を見つけられる、
自国の応援をできる、誇りを感じることができる、
悔しい、嬉しい、楽しい、を感じられる。
試合の後、少し泣きそうになったのは、
悔しいかったから、だけじゃない。
W杯ってほんとすごいな!スポーツってすごいな!
スーダンに来なければ、ここまでは感じられなかった。
やっぱり、スポーツっていいな。
うまく言えないけれど、一人でも多くの人に、
そう感じてもらえるように今日も明日もコツコツと活動していきます。
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