JICA海外協力隊の世界日記

中国最後の協力隊

いざ中国【到着編】

こんにちは。貴州省岑巩県派遣、日本語教育の藤縄です。
前回の【出国編】に続き、中国到着編についてお伝えします。

上海に降り立った飛行機。
小グループごとに飛行機を出ると、まず検査がありました。

初めの問診と書類のチェック箇所では、

中国語、英語、それから「どうぞ」などの簡単な日本語で指示がありました。

その後移動し、鼻の奥から2回と喉から1回、それぞれ検体を採取しました。
ここでも英語、日本語、その他言語での説明文が用意され、これから何をするのかがわかり安心しました。

日本での検査では喉の奥からの採取がなかったのですこし戸惑いましたが、
担当の方が親切でリラックスして受けることができました。

喉からの検体採取では私を含め、周囲の人は皆

「うえっ!うえっ!」

とえずいており、そのたびに

「もう一回。リラックスしましょう。アーって言ってくださいね。」

と声をかけられていました。


多忙な感染症対策の水際にあり、余裕を持った振る舞いには感銘を受けました。
その後、携帯電話で登録作業を行い、バスで1時間程離れた隔離用のホテルへ向かいました。
私は携帯電話が使えなくて心配していましたが、
空港で係の方が手伝ってくださって、乗り越えることができました。

続きます。

※撮影禁止とのことでしたので、ここでの写真はありません。
代わりに隔離施設の食事を掲載します。

(貴州 日本語教育 藤縄さやか)

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