JICA海外協力隊の世界日記

中国最後の協力隊

貴州省科学技術庁を訪問しました

大家好!(皆さんこんにちは!)
貴州省岑巩県派遣、日本語教育の藤縄です。

6月下旬、貴州省科学技術庁を訪問しました。
日々の活動を報告したり、教育への思いを伺いました。

地域の主要産業である農業の研究施設も見学させていただきました。
稲作には特に力を入れていて、紫や黄色など色とりどりの稲が植えられていました。
日本の田んぼアートにも関心を持っているとおっしゃっていました。

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▲稲を渡る風はどこか日本の故郷の雰囲気があります。

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▲橋の上から。

この日の帰り道のこと。
赴任先の同僚に川へ連れて行ってもらいました。
盆地に一筋、涼やかな風が通り抜けます。

私はあと2週間ほどでこの街を離れます。
2年前の北京で、私と入れ替わりに帰任された先輩隊員の方々の涙の意味がなんとなく分かる気がする今日です。

ここへ来て、悪意や嫌なことにはひとつも出会いませんでした。
優しくしてくれた同僚や街の人がいつか日本を訪れたときにがっかりしないような風通しよく、水が滞りなく流れるような場所に自分自身が身を置けるように、あるいはそうできるように歩いていけますように。

(貴州 日本語教育 藤縄さやか)

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