JICA海外協力隊の世界日記

モンゴル製品と私の日常記

#15 日本人抑留者のゲル資料館を訪れました

この写真の場所は、「ノゴーンノール公園」という場所で、第二次世界大戦後に多くの日本人抑留者が、石を切り出す作業場として強制労働に従事していた場所です。

現在はモンゴルの方の手によって、公園として整えられています。

ここには、資料館もあり当時の様子を写真と共に知ることができます。

当時、採掘場所だったエリアは現在湖となっており、アヒルのボートを楽しむことができます。

日本ではなかなか知られていないモンゴルでの抑留者の話をじっくりと学び、現在の様子と見比べながら過去に思いを馳せます。

また、この場所には、桜の木が何本か植えられており、今年も植樹がされていました。

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少し、中心部から外れ、ゲル地区と呼ばれる場所にある「ノゴーンノール」は過去の歴史だけでなく、現在のモンゴルの様子も眺めることができます。

写真では分かりにくいですが、街の外れから中心部をみると、大きなビルが立ち並ぶ一方で、スモッグなどが流れています。また、ビルで溢れる本当の中心部がある一方、その横にはゲル地区が密集しているのも印象的です。

この場所は、過去、そして現在、これからの課題についても考えさせてくれる場所でした。

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