2020/03/16 Mon
活動
【活動】小規模林家への製材加工支援
今回は「小規模林家への製材加工支援」についてお話します。
<丸太輸出から製材加工品輸出への転換>
ソロモン諸島における林業は、東南アジア系の企業による商業伐採と丸太輸出の占める割合が未だに高く、国内の森林資源が加工されることなく、付加価値の付かないまま国外へと流出している現状があります。
一方で、小規模ながら木材生産を試みている地域住民もいます。チェーンソーで伐採から玉切り作業までは可能であるほか、建設業界で使用される油圧ショベル等を活用することで、集材作業までは実施できています。
配属先では、製材加工に用いる切削機械や運搬時に使用するコンテナ運送等を紹介しており、今後は主な輸出先であるオーストラリアなど諸外国への安定的な販路整備を含む、加工流通分野の更なる強化が望まれます。
<写真の説明>
【写真①】所有林を伐採・玉切り・集材した後、製材加工から輸出に関して相談する所有者ら
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