2020/03/15 Sun
生活
【生活】⑮油椰子と木質バイオマス発電
今回は「木質バイオマス発電」について言及します。
<アブラヤシとの関わりから考察>
アブラヤシ(オイルパーム)とは、その果実や種子より採取可能な油から石鹸や食用植物油などの様々な製品が加工されるため、我々の生活に不可欠な存在です。
一方、日本各地で操業している木質バイオマス発電所は、未利用間伐材などの利用拡大も視野に、国内林業活性化の目的と相まってカーボンニュートラルを実現する手法の一つとしても、近年注目されている存在です。
しかし、日本国内で稼働する木質バイオマス発電所において、東南アジア諸国などから多量のPKS(ヤシ殻)を燃料として輸入することがあります。慢性的な電力問題に直面する開発途上国の事情を考慮すると、国内での地産地消が促進される将来を期待してやみません。
<写真の説明>
【写真①】ガダルカナル島のアブラヤシプランテーション
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