2020/02/16 Sun
文化
【文化】⑯戦争を知らない蝦名ゆうぞうと、彼の慰霊の年
今回は戦跡について紹介します。
<戦争の歴史>
太平洋戦争における重要な戦場の一つであるソロモン諸島は、今なお多くの戦跡が残されています。首都ホニアラがある「ガダルカナル島」での戦いなどはご存じでしょうか?
隣国パプアニューギニア(PNG)のラバウルに拠点をおき、ガダルカナル島など多くの戦場へと向かった兵士たちの姿は、小説「永遠の0(ゼロ)」でも話題となったため、その名を知る人も少なくはないでしょう。
詳細な歴史については、既に多くの書籍やインターネット上でも公開されていますので、別途ご確認いただければと思います。
<勉強しなきゃ!!!>
ソロモン諸島に赴任したことで深く勉強するきっかけになったことは、これら多くの「戦争の歴史」です。日本では義務教育の中ですっかり「わかったつもり」になっていた気がしましたが、海外の地に来てかつての戦地を実際に巡ってみると、如何に自分が無知だったのかということが思い知らされるような気がします。
日本について、戦争について、様々なことをソロモンの人々や海外の方々とお会いした時に尋ねられることも常々あります。情報に乏しい自分にとっては、歴史についてより深く勉強しなければな!!と日々感じるのでした。単に歴史の教科書を読むだけではなく、日本人の思想や国民性、広範な背景知識など、様々な物事について触れていきたいです。
さて今回は、仮に日本からいらっしゃる皆さんが首都ホニアラを訪問した際に、比較的訪れることが容易な場所を3か所だけ、簡単ではありますが写真で紹介しますね。
<写真の説明>
【写真①】ホニアラ国際空港の正面横
高射砲、平和の鐘、メモリアルガーデンが立地
【写真②】ソロモン平和慰霊公苑(アウステン山)
太平洋戦争戦没者慰霊協会によって建立
【写真③】ベティカマ中高校(Betikama Adventist College)
戦時中に使用された戦闘機などが数多く展示
~ほかにも多くの戦跡がございます、お時間の許す限り訪れてみてください~
SHARE