2020/03/13 Fri
生活
【生活】⑬世界自然遺産『東レンネル』
今回は「ソロモン諸島の世界遺産情報」について紹介します。
<ソロモン唯一の世界遺産とは…>
ソロモン諸島に唯一存在する世界遺産は、最南端に位置するレンネル島の東部地域「東レンネル」で、1998年に世界自然遺産として登録されました。
レンネル島は環状珊瑚礁が隆起してできた世界最大の珊瑚島で、島の面積の約2割を太平洋地域で最大級の汽水湖「テガノ湖」が占めています。密林に覆われた高温多湿の当地域は、独自の生態系が成立しています。
しかし、2019年2月には貨物船の座礁によるオイル流出事故が近海で発生したほか、森林伐採による生態系破壊が危惧されて2013年には危機遺産登録となり、今後も周辺環境の保全に注力していく必要があります。
<写真の説明>
【写真①】世界自然遺産「東レンネル」周辺で座礁した船
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