JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

135.職員旅行~ムシャ島へ~

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。


今回は,配属先の職員旅行についてお伝えします。

2020年の年明け(1月初旬)に,各CDC(地域開発センター)のセンター長と活動推進員とともに,ジブチの無人島《ムシャ島》に行ってきました。

無人島といっても,最低限のリゾート地にはなっていて,一応レストランやモスク(イスラム教の寺院)があります。

CDCを管轄する青年・スポーツ省の大臣が,「昨年1年間,お疲れ様でした!」と,職員を慰労するために今回の職員旅行を企画してくれたのです。

毎年職員旅行がある訳ではないので,帰国を3月に控えている私としては,とてもタイミングがよく,ありがたいことでした。

しかし,ジブチ人との旅行には少し不安がありました。

以前,ランダという街に出張に行ったときに,いろいろ苦労した経験があったからです。
(※以前,このブログでも記事にしています。)

さて,今回はどうなることやら…。

結果は…「概ね満足」の旅行となりました。

出発までに大変時間がかかったことは,やはり辛かったですが…。

ムシャ島へは港からボートで出発する必要があり,ボートは朝7時に出るとのこと。

数名の同僚と街中で朝6時に集合することになっていましたが,職員は一人しか来ていません。

他の職員が集合場所に来た頃にはすでに7時。

港に着くと,他のCDC職員の姿がちらほら。

全員揃った頃には,すでに8時。

しかし,全員そろってもなかなかボートには乗れず…。

港でジリジリとした暑さの中,9時頃にはジブチ人職員も「まだ出発できないのか!?」
と若干お怒りに。

港の職員に交渉し,9時半頃にやっと出発できました。

ちなみに大臣は,地方のアルタという街のピースウォークのイベントに顔を出してから,ムシャ島に向かったようです。

私がムシャ島を訪れるのは約1年と3か月ぶりで,今回が2回目です。

ムシャ島の海は首都で見られる海とは明らかに色が違いました。

エメラルドグリーンだったり,透き通っていたりしてとてもきれいでした。


(ただ,1回目に訪れたときの方が感動は大きかったです。)

ムシャ島では,職員と海で泳いだり,バレーをしたりして過ごしました。

お昼過ぎには,職員のほとんどはムシャ島にあるモスクで,昼寝をしていました。

ジブチではシエスタ(お昼寝)の習慣があります。

街中のお店も12時から夕方4時まではほとんどが閉まっています。

帰国を間近に控えた私としては,最後に同僚と旅行できてよかったです。


久しぶりにきれいな海と景色を見ることができました。

2020年の良い幕開けとなりました。

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