2019/04/18 Thu
生活
38.アイス売りの少年
こんにちは。遠藤浩之です。
今回はジブチのアイスと子どもたちの様子についてお伝えします。
1枚目の写真はCDC(地域開発センター)にアイスを売りに来た少年です。
ジブチのアイスは写真のように,小さい袋入りのシャーベット状のものです。自家製ですね。炭酸飲料やコーヒー味などいろいろあります。
袋の端を歯でかじり取って,そこから吸うようにして食べます。
値段は10フラン(約17円)です。
アイスボックスに入れて持ち運んでいるようです。
ジブチでは働く子どもたちが少なからずいます。
学校をやめてしまった,もともと家庭の事情で学校に行っていない,学校に行きながら家の手伝いをしている,なんとかして収入を得ないと生きていけない。
そんな子たちを目の当たりにします。
よくいるのは靴磨きの少年たちです。
革靴を磨くためのワックスとブラシを袋にまとめて持ち歩き,道端でお客さんの靴を磨いてわずかながらのお駄賃をもらうのです。
「生きる」ということを考えさせられます。
私の活動先(CDC:地域開発センター)は学校ではないので,どんな子どもたちも自由に利用ができます。
街中で物乞いをしてきた子たちには,「CDCにおいで。」と声を掛けています。
以前,簡単な四則計算ができない靴磨き少年に出会ったことがあるからです。
彼らが搾取されないように,CDCで彼らのためにできることを支援していきたいと思います。
まだ彼らたちとの勉強は開始出来ていませんが,何人かCDCに顔を出し遊びに来るようになはなりました。
彼らが笑って過ごし,何かを学んでこの先も懸命に生きていけることを願うばかりです。
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