JICA海外協力隊の世界日記

南米サッカーコーチの滞在日記

また日本で会おう、短期ボランティアのみんな!

こんにちは。
2018年度1次隊、ボリビア派遣(職種:サッカー)の遠藤です。
第58回目となる世界日記は、短期ボランティアとの活動を無事に終えたお話。

先月2月4日に福岡大学から学生短期ボランティアがボリビアに到着し、約5週間の間一緒に活動していました。
オキナワやサンフアンという日系移住地での活動から始まり、ぼくの任地であるコチャバンバやもう1人のサッカー隊員が活動しているスクレ、計4つの地域でサッカーを教えたり学校の体育の授業を担当したりしました。

最初の方はスペイン語の単語がまったくわからず、またボリビアの雰囲気や環境にも慣れていないため、短期ボランティア自身が自分の殻を破りきれずちょっと堅苦しい授業だったり和やかな雰囲気に欠ける授業になってしまったことも。
でも時間が経つに連れて徐々に慣れていってスペイン語の単語も覚えていき、最終的には子供たちと本気で打ち解けてみんなが楽しめる授業や指導ができていたと思いますし、短期ボランティア自身も自分たちの変化に気付けたんじゃないかと思います。

そして3月11日に彼らは日本へ帰国するためにボリビアを出発し、13日に無事に日本へ到着。
短期ボランティア全員が大きな怪我や病気もなく、無事に5週間の活動を終えて日本へたどり着いたということで、ホッとしてます。

ここボリビアで生活してきたことで、いろんな気づきがあったでしょう。
日本との当たり前の違いや考え方の違い、子供たちの雰囲気の違いや生活レベルの違いなどなど。
そういった違いを目の当たりにして、彼ら自身がどう感じたか。
違いを否定するのも自由、理解して受け入れるのも自由。
正解なんてないなかで、短期ボランティア自身が自分なりに考えて頭の中を整理していってほしいですね。

学生たちと5週間一緒に過ごしていくなかで、ぼく自身も彼らからいい刺激をもらえました。
学生を見ているともう自分がおっさんに見えてきたり、「もう自分は若くないよなぁ」と思わされたり。
授業中に子供たちと一緒に弾けて全力で楽しんでいる学生たちを見て、自分はそういったいい意味での「子供っぽさ」とか「はっちゃける力」を忘れかけているんじゃないかと。
彼らからも学ぶことが多くて、自分にとっても充実した時間でした。
こうしてボリビアで出会えたのはなにかの縁ですから、日本に帰ってからまた会いたいですしこれからもつながっていけたらいいですね。

ぼくの任期も残すところあと3ヶ月。
悔いのないように、最後まで駆け抜けます。

それでは今回はこの辺で。
Chao!!

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