JICA海外協力隊の世界日記

ゆりこが覗いたインド

初めまして!

ナマステ!(こんにちは!)

新しく「JICA海外協力隊の世界日記」を書いていきます、インド派遣中の藤澤裕理子です。

私は、2019年4月からインドのヒマーチャル・プラデシュ州ハミルプールに派遣されています。

そこで、州政府農業局がJICAと合同で行なっている作物多様化推進プロジェクトの事務所に配属され、実際に村を回りながら、農村や女性グループの支援をする活動をしています。

職場が実施している作物多様化プロジェクトというのは、穀物中心の農家が多いなか野菜栽培の割合を増やしていくために、トマトやカリフラワー、きのこなど様々な作物の栽培方法を指導したり、灌漑施設の維持管理について農家に研修したり、販売する場所を提供したりということをしているものです。

海外協力隊に参加するまでは、日本で会社員をしていましたが、小さい頃から協力隊に関心があったので、「若いうちに」と思い切って退職して参加しています。

数えてみると、2019年4月にインドに来てから約10か月が経ちました。

ありきたりな表現ですが、長かったような短かったような。いや、やっぱり長かったかな。

最初は「露店で売ってる野菜って買っても大丈夫?」「卵ってどこで売ってるの?」というところから手探りだったし、夏は暑いのに職場にクーラーがないから「暑くて職場でじっと座ってられない!」と発狂しそうになったり、どんな活動をしようか手探り状態だったしなぁ。

活動に関しては今も手探り状態なのは変わりませんが、やっぱり色々と濃い日々でしたね。

ところで、今はダウンを着てヒーターに当たりながらブログを書いています。

今日は雨も降ってるから、余計に冷えるなぁ。雷もちょっと聞こえています。

よく「インドって年中暑そう」と言われるんですが、私がいるヒマーチャル・プラデシュ州はインド北部にあるので冬は寒いです。冷え性なので手が冷たくなって辛い…。

11月頃から寒くなってきて、だいたい1~2月が寒さのピークになるので、日本と同じ感覚です。

そういえば、この前首都に行った時もニット生地のクルティ(チュニックのような服)を着ていったんですが、インド南部で活動している隊員から「ニット生地のクルティなんてあるんだね!」と言われました。

やっぱり、同じインドとはいえ地域によって違いがたくさん。

私の住んでいる町では、気温がマイナスになる程ではないらしいので極寒とまではいかないですが、インドに来て初めての冬を頑張って乗り切っていきます。

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