JICA海外協力隊の世界日記

ゆりこが覗いたインド

同僚と夕食

インドでは自炊生活を送っています。

町には外食をする店やストリートフードもありますが、基本的に、露店や小売店で野菜や小麦粉、スパイスを買って自炊をすることが一般的です。

私も毎日インドの家庭料理を作っていますが、おいしいので全く飽きません。

基本的なメニューは、メインの「スパイスと野菜の炒め煮(カレー)」と、小麦粉と水を捏ねて作る「チャパティ」です。

先程、メイン料理をカッコ書きで「カレー」と書いたんですが、インドでは「カレー」とは総称しません。

それぞれ入れる具によって名称が違い、例えば、じゃがいもとカリフラワーが主材料の野菜の炒め煮は「じゃがいもとカリフラワー」、じゃがいもと豆のものは「じゃがいもと豆」と呼んだりします。

材料の名前で呼ぶのは、日本語でいう「肉じゃが」みたいですね。

作り方やスパイス、使う野菜等は、地域や家庭によると思いますが、スパイス数種類と野菜を炒めたり、その後に水を足して少し煮込んだりして作ります。

チャパティは、小麦粉と水を捏ねて薄く伸ばし、焼いたら出来上がり。

とても簡単!

でも、薄くて丸い、きれいなチャパティを作るのが案外難しいんですよね~。

時々、近くに住んでいる同僚と「今夜一緒にご飯食べよう」と約束して、どちらかの家で料理して食べることもあります。

彼女は大学院を卒業するまでずっと寮生活だったので、長年自炊をしてきたわけではありません。

でも、母親が家で作るのを見たり手伝ってきているので、「こうやって捏ねるんだよ」「スパイスはこれくらい入れるよ」と、私にいつも料理を教えてくれます。

時々「ちょっとお母さんに聞くね(笑)」と言って、お母さんに「これって水どれくらい入れるんだっけ?」と電話している姿が可愛いです。

他の同僚や上司がいる職場とは違って、家ではラフな格好をしてリラックスして色んな話をしています。

好きな韓国俳優のInstagramを見せてもらったり(インドでも韓流は人気で、彼女の推しはパク・ソジュンさんです)、

「日本で人気の俳優はこんな感じだよ~」と画像や動画を見せたり、

「昨日妹と電話してて、今度靴買ってあげることになった」「何で買ってあげるの?」「私は働いてて、妹は学生だからね」と、妹と電話でどんなことを話すのかを聞いたり、

職場の人間関係について話したり、

お互いの友人の話をしたり、

はたまた込み入った恋愛話をしたり…。

同僚の彼女とは、思うことや考えが似ていて性格が合うので喋りやすい!

向こうもそう思ってくれているといつも言ってくれるので、本当に嬉しい限り。

インドに来て、彼女のような友人が出来ただけでも「インドに来て良かったなぁ」と、そう思っています。

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