JICA海外協力隊の世界日記

藤田久輝の草原放浪記

"知っているつもり"と"実際の知っている"の差

先日、配属先で日本からドクターを招き、新人指導にあたるモンゴル人ドクター、看護師への指導研修会が行われました。

モンゴルは9月からが新学期、新入社員が来る時期なので、このタイミングで行われたようです。

主に、上司に求められる役割は?や、新人の理解度をピラミッドにして考え指導にあたるやり方などが紹介されていました。

その中で一部、私自身ハッとさせられたことがありました。

それが、"知っているつもり"と"実際に知っている"ことの差についてです。

どういうことかというと、

何かについて、自分は知っている!と自負していても、実際は深く理解していない場合がある。いわゆる自負と実際の理解度に差があるんじゃないか、ということになります。

なぜ講師がこの話をこの研修会でしたのか、という超重要なことをすっかり忘れてしまいましたが、医療分野においてこの差は自分も含め感じることが多いです。

では、最後にこの記事を見ていただいてる方へ問題です。

みなさんは自転車は知っていますか?笑

さすがにみなさん知っていると思います。

では、次の図を見て自転車を完成させられますか??

ペダルとかチェーンとか。

結構難しくないですか!?

これが"知っているつもり"と"実際の知っている"の差だそうです。

書けた人はその差が少なく、苦戦した人はその差があるということですね。

これにはモンゴル人達も、ざわついていました。笑

一緒に参加した同僚も間違えていましたが、ちゃんと書けた人は手を挙げる場面で、堂々と手を挙げていました。

私も同僚も、この差を減らす必要があるかもしれません。笑

という冗談はさておき、大変勉強になったのに加えて、このように日本人達が他国に情報発信している姿を見ると、自分も気合いが入ります!

では、また!!!

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