2023/09/05 Tue
人 活動
世界水泳福岡へ part2 ‐希望‐
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「サインください!」
日本代表の出待ちをしている女の子に言われた
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「ヨルダン代表のコーチなんだよ〜」
「もう少ししたら日本代表来ると思うよ〜」
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「残念だわもうちょっと待ちましょ」
女の子の母親は私の言葉に
間髪いれずにそう答えた。
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「私はそれでもいいの!サイン下さい!」
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私はヨルダンや協力隊の話をしながら
小学生の頃に作ったサインを書いた。
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小学生で作ったサインを書けた事、
2つの嬉しさと同時に、日本人なのに
日本で少しアウェイを感じた瞬間だった。
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そんなことがあった
世界水泳福岡大会
今回はpart2!
世界水泳福岡へ part1 ~夢~
はこちらから↓↓↓
https://world-diary.jica.go.jp/fukuyamasuguru/activity/_part1.php
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世界水泳ヨルダンコーチとしての目標は
「アウェイをホームに一瞬で!」
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ヨルダン選手4人と2人のスタッフを引き連れ
日本の地へ足を運んだわけですが。
言ってみればアウェイゲーム!
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競泳は
「誰にも邪魔されない競技」
決められたレーンをひとりで泳ぎ
自分のやってきた事がそのまま0.
ハッキリと結果になって現れるんです!
深い〜。
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選手たちはヨルダンでしっかり強化して、
調整を行い、日本に来ます。
もちろん会場での直前練習でも
しっかりサポートしますが、
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スタート台に乗ったらほぼ!
ほぼ!!
結果は決まってます!
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い〜やっ!何かが足りない!
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メンタルっ!!
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「己との戦い」でもあるからこそ、
精神面のサポートがあるではないか!
と思っていたわけであります。
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日本の空港到着からのスムーズな誘導から
慣れない日本での生活のサポートなどなど、
ホームゲームって言えるぐらい
心の余裕を持って欲しかったんです。
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通訳や日本人スタッフを雇う訳ではなく、
協力隊として長い期間苦楽を共にしてきた
大事な大事な仲間ですから!
より信頼と安心を感じて欲しかったんです。
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さて、そんなホームゲームと化した世界水泳。
ヨルダン代表の結果は、、、
惨敗。。
4人全種目、予選落ちでした。
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part1でも書きましたが、
勝ち上がるのは先進国ばかりで
奇跡の大番狂わせとは行きませんでした。。
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が、しかし!
4人中3人が自己ベストタイムを!
その中でも1人
ヨルダン新記録
を打ち立てました!
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この大舞台で己に勝ったんです!
ベスト更新率75%
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何処とは言いませんが、
不調だった本当にホームゲームだった国より、
この数字だけ見ればいい結果です!
ポジティブ!ポジティブ!
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世界にはボコボコにされましたが、
この結果は選手やヨルダンの自信に繋がり、
大舞台で結果が出せるという次への
希望の光
が垣間見えたのではないでしょうか!
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希望といえば、
同じアラブの国であるチュニジアの選手が
今大会2つの金メダルを獲得し、
世界に夢や希望を与えてくれました!
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アラブ地域の観客席は揺れましたね〜!
ちなみにレース後その選手としっかり
アラビア語で話すことが出来ました!イエイ
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他にも水泳ではあまり聞かない
アフリカなど多くの国から出場してました。
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水泳の認知度、世界全体のレベルは
少しずつ上がっているようにも感じます。
特に我々ヨルダンなど水泳発展途上国、
水泳成長率は高いはずです!
こういった国からもっと世界に希望を。
スポーツから平和で希望に満ちた未来へ!
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それぞれの国でそれぞれの種から
立派な花を咲かせて欲しいです。
せかい〜にひ〜とつだ〜けの花〜♪
ってね。
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私はヨルダンに世界水泳で学んだことを
大還元セール
行いますか!
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出場した選手達も世界の壁を知り
やらなければならないことも明確でしょう
いないと思うけど、もしも出場だけに満足し
鼻が伸びて天狗になっている選手がいれば、
ポキッ!
せかい〜にひ〜とつだ〜けの鼻〜♪
って歌ってやりますよ。
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さっ!もう少し、
もう少しだけ
協力隊の残りわずかの期間で
スポーツから世界の平和に繋がるよう
取り組んでまいります!
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これが小学生の頃とは違う、
新しい私なりのサインなのかもしれない。
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ピース。
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