JICA海外協力隊の世界日記

Officialヨルダンdism

世界水泳福岡へ part1 ‐夢‐

カブトムシが甘い匂いに誘われ

山々を飛び交う2023年日本の夏、

世界水泳選手権

が行われました!

それも22年振りの

日本は福岡での開催!

私はヨルダン代表コーチとして

ヨルダンの選手、コーチらと共に

帯同させてもらいました。

世界からは約200カ国、

約2400人の選手が参加しました。

会場には有名なあの選手やあのコーチ達。

水泳のために生まれたんですか?

足ヒレでも付けとんかい?

って思うほどえげつない身体!

それを凌駕するほど自信に満ち溢れた

心身から溢れる莫大な覇気!

その選手を支えるコーチの取り組み、

モチベーションの上げ方。

レースでは目の前で更新される世界記録。

全てが圧巻でした。

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そしてどの代表コーチを見てもベテラン勢!

恐らく、いや絶対に

私が会場のコーチで1番若い!!

だからこそ世界の選手やコーチ達に対し、

積極的に見て、話しかけて聞いて、

沢山の事を吸収しました。

九州で吸収〜!つって。

博多豚骨ラーメンと一緒にトコトン

ヨルダンに沢山持ち帰りました!

先日ヨルダンの選手達に

水泳ののアンケートを取った際、

そこには

「オリンピックで決勝に残る!」

「世界水泳でメダルをとる!」

といった大きな夢を掲げている選手が。

その夢を世界水泳で吸収した事を活かし

最後までサポートしていかなければ!

それに加え、

世界水泳に出場した全ての国の人が

それぞれの目標や夢に向かい、

必死になり全力で取り組む姿は

スポーツってなんて平和なんだ!

と感じましたが、

情勢や環境が理由で出場できなかった国、

水泳が発展してない国も沢山あります。

そして大会で目立ったのはやはり

オーストラリア、アメリカ、

中国、イギリス、フランス、

などなど先進国ばかり。

本当に「世界の大会」と呼べるのは

まだ程遠いと感じました。

世界の全体の水泳が盛り上がるよう、

ここヨルダンからもう少しだけ協力隊の

残りの期間、奮闘したいと思います!

きっと更なる

スポーツから世界平和

に繋がると信じています。

これが協力隊になるきっかけの

一つの私の「夢」なのですから。

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「世界水泳に行く」

水泳をやっていた幼い頃の

私の夢でもありました。

この夢は歳を重ねるにつれ、

目の前の目標を追うことに必死になり

いつしか見ることすらも無くなり

雲の上の存在になっていました。

いや勝手に諦めていたのは自分なのかも!

大きな夢を書いてくれたヨルダン人のように

持ち続けていれば結果は変わったのかな〜。

そんな水泳選手としての引退から時を超え、

今回ヨルダン代表として帯同することができ、

「夢」が叶いました。

幼い頃に思い描いていたものとは

選手ではなくコーチという、形も違えば

ヨルダンという背負う国も違うけど、

大舞台に関わることができ光栄に思います。

それも日本での開催!貴重な経験でした。

水泳をやっていた頃から理解し支えてくれた

家族や友人、水泳関係者など周りの人達。

今回連れていってくれたヨルダン人達。

サポートして下さったJICA関係者。

感謝してもしきれません。

それに加えて、

JICA海外協力隊の募集ポスターじゃないけど

世界も協力隊も可能性は無限大!

と感じました。

世界水泳福岡

生涯忘れることはないでしょう。

↑冒頭のカブトムシだけにね〜

愛顧下さいますようお願い申し上げます。

次回予告!

ヨルダン人の結果はいかに!

協力隊、福山傑が見た

世界への「希望」とは!?

来週もまた見て下さいね〜!

じゃんけん、

ポン!

ピース!世界平和!

ウフフフフフフ〜

↑あいこでしょ?

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