JICA海外協力隊の世界日記

Officialヨルダンdism

プライド

新チーム始動!

今年に入り競泳ヨルダンナショナルチーム

選手達の入れ替わりが少しありました。

代表標準記録が年齢別で設定されているため

記録が切れず元の所属チームに戻る選手、

新しく代表入りする選手がいます。

離れた選手は悔しさを忘れずに

また這い上がってきてほしいですね!

絶対見捨てません、応援してまっせ。

あきらめたら

そこで試合終了

ですよ・・・?

と、福山先生は思ったのでした。

さて新チームはというと、練習初日に

全員でミーティングから始まりました。

こういったミーティングは不定期で

いきなり開催されるんですよね。

みんなが椅子をもってきて円になる。

海外ドラマでよく見るやつじゃーん

と興奮気味に最初の方は思っていました。

最近では意見を求められることが増え、

言いやすい言葉でわかりやすく伝えてます

今回はというと、とにかく

プライドを持て!

ってことを伝えました。

彼らはヨルダンの代表であるという自覚が

よく無くなります。お山の大将です。

遅刻は当たり前。道具の扱い方は雑。

相手への思いやりのなさ。

練習してない、やらされている状態。

言い出したらきりがないくらい出ますよ!

日本では遅刻したら連帯責任で坊主!

罰で全員掃除!そんなチームが昔

あったらしいですが。今もあるのかな?

それがヨルダンにあったらそりゃもう、

頭もプールも常にツルツルピカピカですわ!

そんな古臭い指導や教育はしませんが、

競技力人間性もこれだと成長しません。

貧富の差が激しいと感じるヨルダン。

国内には水泳なんて知らない人達

沢山いるでしょう。

良い選手、良い人材なほど、

スポーツでも勉強でも

海外へ行ってしまう文化はあるけど

社会に出た後にヨルダンを

引っ張って変えていくのは

間違いなく彼らがその一人でしょう!

そんなヨルダンの水泳未来

背負っている彼らに少~~~しでも

そのプライドを持たせられたらいいな。

ムスリムは断食が始まりますし、

クリスチャンの一部はイースターに向けて

ベジタリアン生活が始まったみたいで、

アスリートにとっては大変な時期です。

私は好き嫌いが全くなく

年中ほぼ3食は食べる日本人なので

いつも以上にエネルギーを使いましょうか!

あ、グリンピースだけは苦手でした。

ちっさいのにあの存在感。

名脇役!助演アカデミー賞ですわ!

いや待てよ

ひらめきました。

ヨルダンを陰ながら支える脇役。

グリンピース

私はなりたい。

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