2023/07/10 Mon
人 文化 活動
アメリカからの襲来。
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SIMカードのパスワードがワカラナイ!
アメリカ訛りの英語で聞かれた。
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افتح يا سمسم
(開けゴマ!)
とアラビア語を交え、国内携帯会社の
初期設定の4桁の数字を教えた。
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ヨルダンにも慣れたものだなぁ。。
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なぜアメリカ!?かと言いますと
水泳大国アメリカ出身のコーチが
ヨルダンの水泳指導に来ているのです。
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黒船来航!!
といった所でしょうか
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彼(以下ペリー(仮))はアメリカ国内や
他にも数カ国での指導経験の持ち主。
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以前ヨルダンに合宿で訪れたこともあり
ヨルダンの水泳界の向上を目的に再び1人で
ここに戻り、自分を売り出しに来たのです。
なんて行動力だ!
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人手的にも知識的にもコーチ不足という事で
ヨルダン水泳連盟も新たな戦力の獲得へ向け
前向きに話し合いを進めているそうだ。
上手くいけば長期契約とのこと。
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ペリー(仮)はアメリカという看板、
高い知識や経験値により影響力は抜群!
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我々ナショナルチームの選手や
国内クラブチームのコーチ達も質問攻め!
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指導にも熱が入り、最初からエンジン全開で
ヨルダン水泳界にダメ出しの連発!!
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ここで心配事が2つ。
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1つ目、
ペリー(仮)の燃え尽き。
水泳の技術の指導や人間性への教育面で
思った事をすぐ発言するのはいいけど
やはりペリー(仮)も最初に目につくのは
すでに我々も気づいている足りない部分で
アプローチもし続けているし、成長も感じる。
大きく変われるならとっくに変わっているし
飛ばしすぎも後々しんどくなるのでは~?
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2つ目、
ヨルダン人とバチバチ。
ヨルダン人は割とプライドが高い印象なので
最初はいいものの、ペリー(仮)に慣れた頃に
良いように思わない選手やコーチが現れ、
人間関係崩れる恐れがあるのでは~?
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とヨルダン歴がペリー(仮)の先輩は思います。
この国でいろんな経験をしたから。(ガチ)
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ただ、新しい目が増えるのはいい事。
見えなかった問題や新たなアプローチが
見つかったりするかもしれませんね!
ヨルダン、アメリカ、日本。
お互いを理解し合えばきっと上手くいく!
見つけた成長を分かち合って、
必要ないプライドは互いに捨てちゃおう!
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それで言うと
「異文化の相互理解」を大事にしている
JICA海外協力隊って素敵だな~。
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地域によっては英語が通じるけど、
公用語のアラビア語、それもヨルダン方言。
それを学んでより現地の人々に寄り添って
活動するJICA海外協力隊って素敵だな~。
ゴマスリスリ
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イギリス委任統治領だったという背景もあり
英語を喋る人はブリティッシュ英語が主流?
いや、ヨルダン英語??
って印象があるので、慣れない流暢な
ゴリゴリのアメリカ英語が聞き取れず
エ〇モの様に赤面した事もあるけど、
目指している方向は間違いなく同じ。
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ゴマのような小さな成長の積み重ねから
大きな変化に繋げていこうぜ!ペリー(仮)!
急がずに、だが休まずに。
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ちなみにアラビア語でゴマは
سمسم
(simsim シムシム)
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