JICA海外協力隊の世界日記

Officialヨルダンdism

ヨルダンスイミングクラブ最強決定戦

こんにちは!

福山傑です!!

先日ヨルダンのスイミングクラブ最強

を決める大会が5日間に渡り行われました!

ヨルダンにある大きな3つのクラブが集まり、

FINAポイントと言われる、

FINA(国際水泳連盟)が制定している

各世界記録を1000ポイントとした

結果を比較するための値の

各クラブ総合ポイントを

競い合う方式で大会が行われました。

ただ速い選手がいればいいだけではなく、

どれだけ人数がいるかが重要視されていて、

ヨルダン1のビッグクラブ

を決める大会といった感じでした!

そのため引退したクラブのOBOG

集まったり、選手達は普段出場しない種目に

数多く出場したりと、個人の記録の為、

と言うよりかは、チームの為に沢山泳ぐ、

といった印象でした。

我々ナショナルチームの選手達も

各クラブチームに戻り、大会期間は

クラブチームの為に泳ぎました。

我々ナショナルチームのコーチ陣は

各クラブをフェアに見るのが大変でした。

普段見ている選手がレース直前や後に

我々コーチ陣の席に来ようものなら

スタッフに止められ、ナショナルチームの

コーチと選手の話し合いは

一切禁止されてました。

レース直後のフィードバックが

一番身に染みるのになあと思いましたが、

ルールはルールなのでしょうがないですね!

私の応援も2割減で、

声を出すことが取り柄なのに

不完全燃焼でした。。

さらに、それぞれオレンジ

チームカラーが決まっていてTシャツを

揃えているのですが、

これまたフェアに心がけて、

私は5日間毎日白Tでしたー。

しかし!

大会はいつもと違った雰囲気で、

お祭り騒ぎでした!

太鼓やブブゼラを使い、歌い、踊り、

会場にいるだけで楽しかったです!

選手の家族達も同じチームカラーの服を着て、

激しく応援していました!

いや、暴れていました。

私も幼い頃は父のビデオに入り込む

母の声援。いや、叫び声。

スグルゥゥウーー!!!

あれが恥ずかしかったなー、

と思い出したのと、

応援する気持ちは

世界共通

なんだな、と少しホッコリしました。

こうやって応援して支えてくれる家族がいて、

競い合う仲間や指導してくれるコーチがいて、

水泳のレース自体は個人競技ですが、

水泳というひとつのスポーツとして見ると

団体競技

といっても過言ではないなと感じました。

そして大会の結果は、なんと

過去35回優勝してきた赤のクラブ

最終日にオレンジのクラブがひっくり返し、

初優勝を果たしました!!

この結果から、競技としてや、生涯スポーツ

として水泳を楽しむ人

増えてきているのではないでしょうか。

今回参加した大きな3クラブ以外にも

スイミングクラブは増えてきていますし

個人やチームで切磋琢磨しており、

ヨルダン水泳界は盛り上がってきています!

まさにヨルダンは、

水泳途上国です!

そこに関わる人間として

ヨルダン水泳界をもっともっと

盛り上げられるよう練習や大会で、

叫び続けます!

image_50415105.JPG

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ