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初めまして。

チュニジアにコミュニティ開発隊員として、派遣されています古市啓子と申します。みなさん、チュニジアという国をご存知ですか？サッカーで知っているでしょうか。

チュニジアは、北アフリカにあるイスラムの国です。

地中海を挟んでイタリアのすぐ南側にあり、大変長い歴史があります。紀元前にローマと戦ったカルタゴの将軍、ハンニバルが有名です。ヨーロッパとアフリカ大陸の交流の要で、現在のチュニジアにあたる地域に住んでいた民族の名前がアフリカの語源になった、とも言われています。

モロッコ、アルジェリアらの国々と並んで、マグリブ諸国とも呼ばれることもあります。マグリブ、というのはアラビア語で「日が沈むところ（西方）」という意味だそうです。日本と反対なんですね。ちなみに、アラビア語でマシュリク、「日が昇るところ（東方）」とは、エジプト以東の中東圏を指すそうです。

公用語はアラビア語ですが、歴史柄か、アラビア語と、元々この地方で話されていた言葉、そしてヨーロッパ諸国の言語がミックスした、チュニジア独自のアラビア語になっています。また、第二次世界大戦後までフランスが統治していたため、フランス語も通じます。

逆に言うと、英語が通じにくいです。ということで、現在私は言葉には本当に、本当に、苦労していますが、大学生など若い世代には英語で話せる人もいて、少し心が救われます。

私はそんなチュニジアの、スース県、というところで、農家の女性グループの活動を支援をしています。村々でそれぞれ集まってグループを作っているのです。日本の農村部、とか農協の活動をイメージして貰えばわかりやすいと思います。

農家さんへの訪問はとても楽しみです。が、通じる言語はチュニジアアラビア語だけなので、Google翻訳を多用。そして、いまだにおとなしくしている感じです・・・。

チュニジアの農家さんではオリーブオイルなど、品質の良いものを作っているのですが、日本人にはそれほど知られていないように思います。私は、チュニジアの農家さんの製品を広く知ってもらいたいと日々PR活動を行っています。

お伝えしたいことは盛り沢山。これからみなさんに女性の方々を中心に、チュニジアをどんどんを紹介していきたいと思います。

楽しみにしてください！