2016/11/18 Fri
文化 生活
ギレスン式観天望気


チームギレスン 岩佐です。
夕焼けの次の日は晴れる
月にカサが掛かれば雨
このような事を、聞いた事ありませんか?
天気に関することわざの様な伝承の事を
観天望気(かんてんぼうき)と言うそうです。
配属先は農業局と言う事もあり、動植物はもちろん
配属先の歴史や地理、伝承や習慣等、民俗学とも言える分野に
詳しい人が沢山。
そんな多才な職員の植物博士が教えてくれたのがギレスンの
『観天望気』。
しかもこの天気予報、3月14日から25日まで12日間のお天気で年間の
天気予報が出来る長期予報なんです。
3月14日は翌年3月、3月15日は本年4月、3月16日は本年5月と
一日進むごとに予想月が一ヶ月毎進み、最後の3月25日は翌年2月の
天気予報になるのだとか。
お天気博士はこの観天望気を実証するために10年以上も記録をつけており、この観天望気は正確だと穏やかに微笑みます。


昔はこの長期予報で農作物の種類や種まき、収穫時期、
家畜の放牧時期を決めたそうです。
11月に友人が遊びに来るのでお天気を聞いてみた所
今年3月22日のお天気による11月の予想は
朝から快晴で暖かく、風弱し。
気象庁から10月初旬に出された11月の天気予報は
晴天続きで例年に比べて気温は高く、雨の予報は3日だけ。
気象庁発表とほぼ同じです。
ドングリが豊作の年は雪が多いそうで
これからの山の状況を観察する事も大切だとか。
配属先はトルコの知恵が満載です。
チーム・ギレスン SV 岩佐尚子
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