JICA海外協力隊の世界日記

微笑みの国から

ナショナルキャリアフェア2016

今年もキャリアフェアの季節がやってきました。すでに、ポスター、横断幕、のぼり旗の作成が終わり、あとはゴーサインを待つだけになりました。キャリアフェアの準備をすべて行うのが、ICD(情報収集及び提供業務担当)ユニットです。現在、取り組んでいるのが、キャリアフェア情報を提供する相手企業の選択とメールアドレスの確認作業に専念しています。今年のキャリアフェアは規模を拡大し、100社以上の参加企業を集めなければなりません。私は、日系企業を担当しています。昨年度は日系企業3社が参加しました。今年は、目標を大きく持ち、20社の参加を期待して活動しています。6月から本格的な招致活動を始め、より多くの日系企業にNEA(公共雇用サービス機関)の存在を知ってもらい、利用してほしいと考えています。

キャリア教育のツール

健康診断一時帰国が終わり、いよいよ活動も後半に入りました。日本に滞在する機会に、NEA のスタッフが日本での研修期間中に利用したVRTカードを購入しました。カード式ガイダンスツールであるこのカードは、心理検査「職業レディネス・テスト」の職業興味と職務遂行の自信度に関する項目を1枚ずつのカードに印刷した、親しみやすく、扱いやすいキャリアガイダンスツールです。54枚のカードに書かれている仕事内容への興味や、その仕事を行うについての自信を判断して行くことで、興味の方向や自信の程度が簡単に分かります。対象者は、高校生、大学生から求職者まで、幅広く利用できます。残念ながら、すぐに利用できません。書かれてある言語が日本語なので、まず、クメール語に翻訳し直さなければなりません。また、「OHBYカード」も購入しました。このカードの特徴は、職業情報を写真・イラスト・チャート‘動画などで紹介してある点です。職業の絵や写真を見て自分の職業興味を考え、最終的には本人の職業興味の大まかな特徴が分かるようになっています。使いやすさが大きな利点で、これらのツールの普及に取り組んでいきたいと思っています。

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