JICA海外協力隊の世界日記

微笑みの国から

日本からの訪問が続く

今週は、日本から訪問者がありました。2つのグループです。月曜日の午前中、2人の女性がNEAを訪問しました。カンボジアに日本の「アナログ工業技術」を実践指導し、製造業界で不足する中間技術者の人材育成を目的とするプロジェクトを立ち上げるための基礎調査に来られました。東京で町工場を経営する経営者たちが集まり、実践的工業基礎技術をカンボジアの青年たちに教えるというプロジェクトです。私自身、雇用促進サービス活動を通して実感する中間技術者不足の現状を考えれば、こうしたプロジェクトが立ち上がり、少しずつ工業技術者の育成が進むことを期待します。

水曜日の午前中、プノンペンにある日系商業モールに所属する労働組合員グループ17名がNEAを訪問。ホン・チユンNEAディレクターのウェルカム挨拶のあと、スタッフによるNEA事業内容の説明を受け、質疑応答がなされました。日本側からは、求人・求職者数の現況、NEAが行うジョブマッチングの成就率、離職率、採用時における宗教、学歴、性差別等が実際行われているのか、また、日系商業モールが開業する前に、NEAとしてどのような支援をしてきたのか、自分たちの会社がどのような支援を受けたのか、関心があったのでしょう。滞在時間を大きく超過してしまうほど、熱心に質問をしていました。その後、1階にあるジョブセンター施設見学をした後、記念写真を撮って訪問が終了しました。

来月、12月初めにも日本からの訪問者がNEAを訪問する予定です。NEAの存在が日系企業の中に確実に浸透していることを実感する今日この頃です。

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