JICA海外協力隊の世界日記

微笑みの国から

路地裏で見つけたアラブ料理店

週末のある日、歩いていける距離に最近人気のスポットに夫婦で散歩がてら出かけた。バサックレーンと呼ばれる路地裏通りには小さなバー、アンティーク店、バックや紳士靴を作る皮職人の店、そして見つけましたアラブ料理店。本店はトンレサップ川の近くにあるそうです。

車は通れない狭い路地を進むと左に折れる道とまっすぐな道に分かれます。地元住民の民家もあり、お洒落な店と混在していて、アジアらしい雰囲気を醸し出している。

そんな一角に、「Hummus House」と書かれたアラブ料理店を見つけた。以前、JICAシニアとしてヨルダンに派遣され2年間活動し、休日はたびたびアラブ料理を食べに出かけた。懐かしさに思わず、お店に入った。メニューには、食べ覚えのある料理名が書いてあった。早速、ホンモス(ひよこ豆をつぶし、ごまペーストと混ぜ合わせ、そこにレモンと塩を加え、ペースト状にした上にオリーブオイルをかける)とムタッバル(焼きなすの中身をつぶし、ごまペーストを加え、ペースト状にしたもの)を注文する。ヨルダンでは、ホブスと呼ぶ円形の平たいパンが付く。ホブスを一口大にちぎり、ホンモスやムタッバルをすくい取って食べる。残念ながら、この店にはホブスはなかった。その代わり、クレープより少し厚い円形のパンが付く。この2皿で結構おなかがいっぱいになる。さらにメニューの中にファラーフェルと呼ばれる緑豆をつぶし、小さなボール状に丸め、揚げたものを見つけ、お持ち帰りで自宅に戻り、3時のおやつにした。どれも、懐かしい味で、食べながら夫婦で思い出話に弾んだ。

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