JICA海外協力隊の世界日記

特派員はやじいのバヌアツ通信

別れと出会い

しばらくご無沙汰していましたが、特派員はやじいのバヌアツ通信を再開します。今回のテーマは慣れ親しんだ隊員達の帰国(別れ)と新隊員の赴任(出会い)です。写真1は4月6日に帰国の途に着いた26-4次隊員の空港での見送り集合写真です。前列6名が帰国した若い隊員達ですが、この写真にみられるように、皆笑顔で日本とバヌアツの国旗を掲げています。恒例となったこの国旗を掲げた写真は、日本ーバヌアツ二国間の協力の基に2年間の任務が全うできたことへの感謝と共に、帰国してからもバヌアツのことを忘れないようにとの願いが込められていると(勝手に)解釈しています。

写真が前後しましたが、写真2は3月25日に帰国の途に着いた27-8次現職隊員の空港前のお別れライブ演奏の一コマを撮ったものです。彼女はバングラデッシュから任地替えになった隊員ですが、職場での仕事は勿論のこと、他分野の個人活動に活発に係わり、写真2示したようにバンドの一員としてバヌアツとの友好親善に努めました。勿論バンド終了後トレードマークの赤いシャツを脱ぎ、出国ゲートを笑顔で潜って行きました。このように、様々な分野で友好親善を行っていった隊員もいたことも報告しておきます。

前述のように親しんだ隊員達との別れがあれば、又新たな出会いもあります。写真3は4月15日にドミタリーで行われた2016年度4次隊員の歓迎会での集合写真です。支所長を挟んだ前列の7名が新隊員ですが、皆個性豊かでこれから2年間の活動が期待されます。3-4月は日本の年度の変わり目で、それだけ新旧隊員の入れ替わりの活発な時期です。慣れ親しんだ隊員達との別れは悲しいが、新たに迎い入れる新隊員達との出会いも又胸弾む思いがあります。新隊員のこれからの活動を祝って乾杯で〆といたします。

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