JICA海外協力隊の世界日記

特派員はやじいのバヌアツ通信

ウィルコ・アイランド・リレー(Wilco Island Relay)

7月23日(土)に「ウィルコ・アイランド・リレー」が行われました。これは写真1のようにエファテ島を一周する形で10人のランナーによって引き継がれる駅伝競走です。今年もJOCVの精鋭を中心に10人の若者達(Social Runners)がAll Japan の名で参加しました。一人あたりの平均走行距離は凡そ13-14kmとなります。エファテ島といっても平坦道路ばかりでなく山あり・谷ありでとても私のようなオジンが参加できる代物ではありません。まだ暗いうちの朝5時に出発して延々10時間以上もかけて島を一周します。

午後3時少し過ぎに最初のチームがゴールしました。写真2はそれに約10分遅れて到着したチーム(10人)のゴール付近の様子です。このようにゴールの約100m手前では、チーム全員が最終ランナーに伴走してゴールすることになっています。勿論各チームには応援の伴走車がついて走り(私はこの伴走車には同乗せず、ゴール前で待機した)、各区間ランナーはこの伴走車に乗ってゴール付近までやって来ます。各チームはおもいおもいのカラーに統一されたユニフォームを纏っていますが、例えばこのように大人と子供の混成チームでは、大人は灰色の、子供は赤色のといった別々のユニフォームを着用していることもあります。

午後4時半近くに我All Japanのチームがゴールしました(チーム番号の6と各走行区間番号のゼッケンをつけています)。順番は定かでないが、34の全参加チームの内、確か20数番目にゴールしたと思われます。まあ男子6人、女子4人の混成組にしては、一人の落伍者もなく良く頑張ったと思われます。一人の女子JVはこのレースのためにわざわざサント島から出てきて参加しているし、ゴール後も特設スタジオ前で音楽に併せて踊りまくっている等、溌剌とした若者パワーを感じました。遅まきながらゴール付近で待機した”はやじい”は、夜日本食レストランで設けられた祝杯の場に参加し、若者たちとの飲食を心行くまで楽しみました。

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