JICA海外協力隊の世界日記

コーヒーの国 グアテマラから

植林活動

先日、環境教育の授業を行っている学校の5年生、6年生の児童と近くの山、San José Pachimacho で植林活動を行いました。今回植林した木は、松と杉の合わせて130本。

私が配属されている市役所の森林課では、木の苗を育てています。今回は、2年前から育てられていて、全長が60~70cmくらいまで成長した木の苗を植えました。

少し学校からは距離があるので、同僚の知り合いなどに車を借りて、学校へ子供たちを迎えに行きました。今回参加してくれたのは、校長先生を含めた4人の先生と24人の子供たち。カバンの中には飲み物とレファクション(おやつ)を詰め、車の荷台に乗ってSan José Pachimachoへ出発しました。
歩いて行くこともできますが、木の苗を持ち運ぶのはとても重いため、車が入れるところまでは車で行き、途中からは重たい苗を一人ずつ、持って歩いて行きました。

同僚が山の斜面に苗を植える場所のしるしをつけ、そのしるしを目印に、子供たちは植林を行いました。子供たちは手を泥だらけにしながら、時には斜面から滑り落ちながら、一生懸命植林を行っていました。

この植林を通じて、子供たちは何を学べたでしょうか。

なぜ植林するのか、植林をすることでどうなるのか。
説明はしてありますが、
子供たち自身の言葉で、伝えられるようになればいいなと思います。

一生懸命、木を植えてくれた子供たち。
植えることに夢中で、苗が入っている袋はむいたまんま放置。
何人かの子供たちと、苗の袋を拾っていると、
先生が、すかさず「袋を拾いなさい!」と。

山に不必要なものは残さない。
当たり前のことですが、まだまだ難しいようです。
少しづつ少しづつ、活動を通して意識を向けていければと思います。

この日植えた130本の苗がしっかりと根を伸ばして大きくなることを願っています。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ